第15回 言語聴覚士国家試験 第60問
失語症第15回
第15回 言語聴覚士国家試験 第60問(失語症)の正答は 2 です。PACEは「対等な役割交代・新情報の交換・伝達手段の自由・内容へのフィードバック」を原則とする対話型訓練。
問題
対話構造を導入した失語症の訓練法はどれか。
- 1.刺激法
- 2.PACE ✓
- 3.遮断除去法
- 4.機能再編成法
- 5.メロディック・イントネーション・セラピー
正答:2番
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初回正答率 74.5%やさしい
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同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:2番 — 対話構造を導入した訓練法はPACE
失語症の訓練法を問う。PACE(Promoting Aphasics' Communicative Effectiveness)は、患者とセラピストが対等に新情報を伝え合う対話構造を取り入れた実用的コミュニケーション訓練である。
【各選択肢の解説】
1. 刺激法
❌ 誤り。強い聴覚刺激で反応を引き出す方法。正しくは刺激法は強力な聴覚刺激の反復で言語反応を引き出す方法(シュール)で、対話構造は導入しない。
❌ 誤り。強い聴覚刺激で反応を引き出す方法。正しくは刺激法は強力な聴覚刺激の反復で言語反応を引き出す方法(シュール)で、対話構造は導入しない。
2. PACE
✅ 正しい。対話構造を導入した訓練法(=正答)。
✅ 正しい。対話構造を導入した訓練法(=正答)。
3. 遮断除去法
❌ 誤り。保たれた経路で障害された経路を活性化。正しくは遮断除去法は保たれた経路への前刺激で障害された経路の反応を引き出す方法(ヴァイグル)で、対話構造は導入しない。
❌ 誤り。保たれた経路で障害された経路を活性化。正しくは遮断除去法は保たれた経路への前刺激で障害された経路の反応を引き出す方法(ヴァイグル)で、対話構造は導入しない。
4. 機能再編成法
❌ 誤り。別の機能を用いて再構成する。正しくは機能再編成法は保たれた別の機能系を用いて障害された機能を再編成する方法(ルリア)である。
❌ 誤り。別の機能を用いて再構成する。正しくは機能再編成法は保たれた別の機能系を用いて障害された機能を再編成する方法(ルリア)である。
5. メロディック・イントネーション・セラピー
❌ 誤り。抑揚を用いた発話訓練。正しくはメロディック・イントネーション・セラピーはメロディと抑揚を用いて発話を促す方法で、非流暢な重度失語に用いる。
❌ 誤り。抑揚を用いた発話訓練。正しくはメロディック・イントネーション・セラピーはメロディと抑揚を用いて発話を促す方法で、非流暢な重度失語に用いる。
【試験対策ポイント】
PACEは「対等な役割交代・新情報の交換・伝達手段の自由・内容へのフィードバック」を原則とする対話型訓練。刺激法は聴覚刺激中心、MITは抑揚を利用、遮断除去・機能再編成は経路の活用法。実用コミュニケーション重視なのがPACE。
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