第15回 言語聴覚士国家試験 第64問
高次脳機能障害第15回
第15回 言語聴覚士国家試験 第64問(高次脳機能障害)の正答は 1 です。日常物品の使用訓練が有効な障害を問う。
問題
日常物品の使用訓練が有効な高次脳機能障害はどれか。
a.肢節運動失行
b.観念性失行
c.口舌顔面失行
d.使用行動
e.模倣行動
1. a,b 2. a,e 3. b,c 4. c,d 5. d,e
正答:1番
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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)
初回正答率 54.1%標準
98人の初回解答から算出(2026年8月1日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:1番 — 日常物品の使用訓練が有効なのは肢節運動失行と観念性失行
日常物品の使用訓練が有効な障害を問う。肢節運動失行(拙劣な操作)と観念性失行(物品使用の障害)は、実際の物品を使う訓練が有効である。
【各選択肢の解説】
a.肢節運動失行 ⭕ 物品操作の拙劣さに使用訓練が有効。
b.観念性失行 ⭕ 物品使用の障害に使用訓練が有効。
c.口舌顔面失行 ❌ 口腔顔面運動の障害で物品使用訓練の対象でない。
d.使用行動 ❌ 前頭葉症状(把握した物を不随意に使う)で抑制が課題。
e.模倣行動 ❌ 前頭葉症状で抑制が課題。
→ 有効なのはa・bの組合せ1番が正答となる。
【試験対策ポイント】
失行(肢節運動・観念性・観念運動性)は運動の遂行・物品使用の障害で、実物を使う訓練が有効。使用行動・模倣行動は前頭葉障害による被影響性の亢進(環境依存症候群)で、むしろ抑制を促す対応をとる。障害の性質で訓練方針が逆になる。
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