STカコモン言語聴覚士国家試験 過去問・解説

第15回 言語聴覚士国家試験 第78問

機能性構音障害第15回

第15回 言語聴覚士国家試験 第78問(機能性構音障害)の正答は 4 です。構音障害の評価法で誤った組合せを問う。

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問題
構音障害の評価法で誤っている組み合せはどれか。
  1. 1.パラトグラフィ ― 舌と口蓋の接触
  2. 2.超音波検査 ― 舌背の運動
  3. 3.内視鏡検査 ― 鼻咽腔閉鎖
  4. 4.発話明瞭度検査 ― 音の誤り ✓
  5. 5.セファログラフィ ― 口蓋咽頭後壁間距離

正答:4番

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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)

初回正答率 37.9%難問

140人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:4番 — 発話明瞭度検査は明瞭度を測り、音の誤りそのものは評価しない

構音障害の評価法で誤った組合せを問う。発話明瞭度検査は聞き手にどれだけ言葉が伝わるか(明瞭度)を評価するもので、個々の音の誤りを同定する検査ではない。「発話明瞭度検査―音の誤り」は誤り。



【各選択肢の解説】

1. パラトグラフィ ― 舌と口蓋の接触
✅ 正しい。人工口蓋床で舌と口蓋の接触パターンをみる。
2. 超音波検査 ― 舌背の運動
✅ 正しい。舌背の形と動きを画像でみる。
3. 内視鏡検査 ― 鼻咽腔閉鎖
✅ 正しい。鼻咽腔の閉鎖の程度を直接観察する。
4. 発話明瞭度検査 ― 音の誤り
❌ 誤り(=正答)。明瞭度を測る検査。正しくは発話明瞭度検査は聞き手への伝わりやすさを評価し、音の誤りは構音検査で評価する。
5. セファログラフィ ― 口蓋咽頭後壁間距離
✅ 正しい(側面頭部X線)。口蓋と咽頭後壁の距離を計測できる。

【試験対策ポイント】
明瞭度検査=伝わりやすさの総合評価、構音検査=どの音がどう誤るかの同定、と役割が異なる。パラトグラフィ(舌-口蓋接触)、超音波(舌運動)、内視鏡(鼻咽腔閉鎖)、セファロ(骨格・距離計測)は何を可視化するかで対応づける。

✍️ この解説の執筆・監修

現役の言語聴覚士が、臨床の経験と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて執筆・監修しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・修正したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

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