第15回 言語聴覚士国家試験 第90問
小児聴覚障害第15回
第15回 言語聴覚士国家試験 第90問(小児聴覚障害)の正答は 2 です。1歳6ヶ月の聴性行動として適切でないものを問う。
問題
定型発達の1歳6ヶ月の聴性行動として適切でないのはどれか。
- 1.隣の部屋の音に耳を傾ける。
- 2.突然の大きな音に腕を突きだす。 ✓
- 3.テレビの音がするとサッと見る。
- 4.「おいで」と言うと近寄る。
- 5.ささやき声で名前を呼ぶと振り向く。
正答:2番
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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)
初回正答率 53.3%標準
137人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:2番 — 突然の大きな音に腕を突きだすのはモロ反射で1歳半には不適切
1歳6ヶ月の聴性行動として適切でないものを問う。突然の音に両腕を突き出す反応はモロ反射(新生児期の原始反射)で、1歳半では消失しており聴性行動としては適切でない。
【各選択肢の解説】
1. 隣の部屋の音に耳を傾ける。
✅ 正しい。隣の部屋の音に耳を傾けるのは月齢相応の聴性行動である。
✅ 正しい。隣の部屋の音に耳を傾けるのは月齢相応の聴性行動である。
2. 突然の大きな音に腕を突きだす。
❌ 誤り(=正答)。突然の大きな音に腕を突き出すのはモロ反射で、1歳6ヶ月の聴性行動として不適切である。正しくはモロ反射は生後4〜6ヶ月頃までに消失し、1歳6ヶ月では音源を振り向いて探すなどの反応を示す。
❌ 誤り(=正答)。突然の大きな音に腕を突き出すのはモロ反射で、1歳6ヶ月の聴性行動として不適切である。正しくはモロ反射は生後4〜6ヶ月頃までに消失し、1歳6ヶ月では音源を振り向いて探すなどの反応を示す。
3. テレビの音がするとサッと見る。
✅ 正しい。テレビの音がするとサッと見るのは月齢相応である。
✅ 正しい。テレビの音がするとサッと見るのは月齢相応である。
4. 「おいで」と言うと近寄る。
✅ 正しい。「おいで」と言うと近寄るのは月齢相応(言語理解)である。
✅ 正しい。「おいで」と言うと近寄るのは月齢相応(言語理解)である。
5. ささやき声で名前を呼ぶと振り向く。
✅ 正しい。ささやき声で名前を呼ぶと振り向くのは月齢相応である。
✅ 正しい。ささやき声で名前を呼ぶと振り向くのは月齢相応である。
【試験対策ポイント】
聴性行動は月齢で発達する(音源定位・呼名反応・言語理解の出現)。モロ反射は新生児期の原始反射で生後数ヶ月で消失するため、1歳半児が「腕を突き出す」のは発達段階に合わない。原始反射と随意的な聴性行動を区別する。
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