STカコモン言語聴覚士国家試験 過去問・解説

第15回 言語聴覚士国家試験 第95問

聴力検査第15回

第15回 言語聴覚士国家試験 第95問(聴力検査)の正答は 1 です。語音弁別検査は閾値より上の数段階のレベルで単音節語表を聞かせ、各レベルの正答率(語音明瞭度)をスピーチオージオグラムに記入して実線で結ぶ(明瞭度曲線)。

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問題
語音弁別検査について正しいのはどれか。
  1. 1.スピーチオージオグラムに正答率を記入し実線で結ぶ。 ✓
  2. 2.語音を用いて閾値を測定する。
  3. 3.マスキングにはバンドノイズを用いる。
  4. 4.明瞭度が100%になるまでリストを替えて実施する。
  5. 5.1音ごとに下降法で呈示する。

正答:1番

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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)

初回正答率 42.4%難問

125人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:1番 — 語音弁別検査はスピーチオージオグラムに正答率を実線で記入する

語音弁別検査は閾値より上の数段階のレベルで単音節語表を聞かせ、各レベルの正答率(語音明瞭度)をスピーチオージオグラムに記入して実線で結ぶ(明瞭度曲線)。閾値を測る語音聴取閾値検査と区別する。



【各選択肢の解説】

1. スピーチオージオグラムに正答率を記入し実線で結ぶ。
✅ 正しい。各呈示レベルの正答率(明瞭度)をスピーチオージオグラムに記入し、実線で結んで明瞭度曲線を描く(=正答)。
2. 語音を用いて閾値を測定する。
❌ 誤り。それは語音聴取閾値検査である。正しくは語音弁別検査は閾値上の複数のレベルで語音明瞭度(正答率)を測る。
3. マスキングにはバンドノイズを用いる。
❌ 誤り。バンドノイズは純音聴力検査のマスキングに用いる。正しくは語音聴力検査のマスキングにはスピーチノイズ(語音用の雑音)を用いる。
4. 明瞭度が100%になるまでリストを替えて実施する。
❌ 誤り。100%に達しない例もある。正しくは数段階のレベルで明瞭度を測って最高明瞭度を求めるもので、感音難聴では100%に達しないことが多い。
5. 1音ごとに下降法で呈示する。
❌ 誤り。下降法は閾値を求める検査(純音聴力検査・語音聴取閾値検査)の手順である。正しくは1つの語表を一定のレベルで1音ずつ呈示し、語表ごとにレベルを変えて正答率を測る。

【試験対策ポイント】
語音弁別(明瞭度)検査は各音圧での正答率(明瞭度)を測り、明瞭度曲線(最高明瞭度や上昇・ロールオーバー)を読む。語音聴取閾値検査は閾値を測る別検査。語表(単音節表)を用い、結果はスピーチオージオグラムに実線で描く。閾値検査との違いを押さえる。

✍️ この解説の執筆・監修

現役の言語聴覚士が、臨床の経験と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて執筆・監修しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・修正したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

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