第15回 言語聴覚士国家試験 第97問
補聴器・人工内耳第15回
第15回 言語聴覚士国家試験 第97問(補聴器・人工内耳)の正答は 2 です。補聴器のノンリニア(非線形)増幅について正しいものを問う。
問題
補聴器のノンリニア増幅について正しいのはどれか。
a.ボリューム操作回数を低減できる。
b.入力音に応じて出力音周波数を変化させる。
c.ハウリングを防止する。
d.騒音下の聞きとりを改善する。
e.入力音のレベルによって増幅度を自動的に変化させる。
1. a,b 2. a,e 3. b,c 4. c,d 5. d,e
正答:2番
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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)
初回正答率 31.5%難問
149人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:2番 — ノンリニア増幅は入力レベルで増幅度が自動変化しボリューム操作を減らせる
補聴器のノンリニア(非線形)増幅について正しいものを問う。ノンリニア増幅は入力音のレベルに応じて増幅度を自動的に変える(小さい音は大きく、大きい音は控えめに)圧縮方式で、ボリューム操作の回数を減らせる。
【各選択肢の解説】
a. ボリューム操作回数を低減できる。
✅ 正しい。増幅度が自動で調整されるため、ボリューム操作回数を減らせる。
✅ 正しい。増幅度が自動で調整されるため、ボリューム操作回数を減らせる。
b. 入力音に応じて出力音周波数を変化させる。
❌ 誤り。変えるのは増幅度であり周波数ではない。正しくは出力の周波数を変えるのは周波数圧縮・周波数変換という別の機能である。
❌ 誤り。変えるのは増幅度であり周波数ではない。正しくは出力の周波数を変えるのは周波数圧縮・周波数変換という別の機能である。
c. ハウリングを防止する。
❌ 誤り。それはハウリング抑制機能の役割である。正しくはハウリングはハウリング抑制(フィードバックキャンセラ)で防ぐ。
❌ 誤り。それはハウリング抑制機能の役割である。正しくはハウリングはハウリング抑制(フィードバックキャンセラ)で防ぐ。
d. 騒音下の聞きとりを改善する。
❌ 誤り。それは雑音抑制・指向性の役割である。正しくは騒音下の聞きとりは雑音抑制や指向性マイクで改善を図る。
❌ 誤り。それは雑音抑制・指向性の役割である。正しくは騒音下の聞きとりは雑音抑制や指向性マイクで改善を図る。
e. 入力音のレベルによって増幅度を自動的に変化させる。
✅ 正しい。入力音のレベルで増幅度を自動的に変えるのが圧縮(ノンリニア)増幅の定義である。
✅ 正しい。入力音のレベルで増幅度を自動的に変えるのが圧縮(ノンリニア)増幅の定義である。
→ 正しいのはa・eの組合せ2番が正答となる。
【試験対策ポイント】
ノンリニア(圧縮)増幅は入力レベルで利得を変える=小音は大きく・大音は抑え、快適範囲に収める。これによりボリューム操作が減る。周波数変換・ハウリング抑制・雑音抑制は別機能。「利得を入力で変える」のがノンリニアの本質と覚える。
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