第16回 言語聴覚士国家試験 第101問
医学総論第16回
第16回 言語聴覚士国家試験 第101問(医学総論)の正答は 2 です。薬の効果を検証する研究の用語を問う。
問題
薬の効果を証明するための研究について正しいのはどれか。
- 1.今までにその薬を内服した人を調べるのを前方視的研究という。
- 2.比較対照のために用いられる有効成分のない薬をプラセボ (偽薬)という. ✓
- 3.参加者を性別によって2群に分けて調べるのを無作為化比較試験という。
- 4.参加者に薬の内容を知らせないのをダブルブラインドテスト(二重 盲検法)という。
- 5.参加者は当初定めた期間の途中で協力を中断することはできない。
正答:2番
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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)
初回正答率 57.6%標準
347人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:2番 — プラセボは有効成分のない比較対照用の薬
薬の効果を検証する研究の用語を問う。プラセボ(偽薬)は有効成分を含まず、薬の効果と比較対照するために用いる。
【各選択肢の解説】
1. 今までにその薬を内服した人を調べるのを前方視的研究という。
❌ 誤り。過去にさかのぼって調べるのは後ろ向き(後方視的)研究である。正しくは、前方視的(前向き)研究は対象者を決めてから将来に向かって追跡する研究である。
❌ 誤り。過去にさかのぼって調べるのは後ろ向き(後方視的)研究である。正しくは、前方視的(前向き)研究は対象者を決めてから将来に向かって追跡する研究である。
2. 比較対照のために用いられる有効成分のない薬をプラセボ (偽薬)という.
✅ 正しい(=正答)。プラセボは有効成分を含まない薬で、薬そのものの効果とプラセボ効果を区別する比較対照に用いる。
✅ 正しい(=正答)。プラセボは有効成分を含まない薬で、薬そのものの効果とプラセボ効果を区別する比較対照に用いる。
3. 参加者を性別によって2群に分けて調べるのを無作為化比較試験という。
❌ 誤り。性別で分けるのは無作為割付ではない。正しくは、無作為化比較試験は参加者を偶然(乱数など)によって介入群と対照群に割り付けて比べる研究である。
❌ 誤り。性別で分けるのは無作為割付ではない。正しくは、無作為化比較試験は参加者を偶然(乱数など)によって介入群と対照群に割り付けて比べる研究である。
4. 参加者に薬の内容を知らせないのをダブルブラインドテスト(二重盲検法)という。
❌ 誤り。被験者だけに知らせないのは単盲検である。正しくは、二重盲検法は参加者と評価者(医師など)の双方がどちらの薬かを知らない方法である。
❌ 誤り。被験者だけに知らせないのは単盲検である。正しくは、二重盲検法は参加者と評価者(医師など)の双方がどちらの薬かを知らない方法である。
5. 参加者は当初定めた期間の途中で協力を中断することはできない。
❌ 誤り。参加は任意である。正しくは、参加者はいつでも不利益を受けずに協力を中断(同意を撤回)できる(インフォームド・コンセント)。
❌ 誤り。参加は任意である。正しくは、参加者はいつでも不利益を受けずに協力を中断(同意を撤回)できる(インフォームド・コンセント)。
【試験対策ポイント】
研究デザインの基本: 後ろ向き=過去を調べる/無作為化比較試験=偶然で割付/二重盲検=被験者と評価者の双方が割付を知らない。被験者の参加は任意で、いつでも中止できる(インフォームド・コンセント)。
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