STカコモン言語聴覚士国家試験 過去問・解説

第16回 言語聴覚士国家試験 第108問

精神医学第16回

第16回 言語聴覚士国家試験 第108問(精神医学)の正答は 1 です。几帳面な働き盛りに不眠・倦怠感・食欲減退・自責感(「自分には能力がない」)が出現し衝動的に辞表を出そうとする経過は、うつ病(うつ状態)を強く疑う。

STワンコイン模試 ― 本試験まるごと1回(午前100・午後100問)が500円。申込・受験に締切なし、いつ受けても順位と本試験換算をその都度集計。次回は第2回 基準日2026年11月21日。
問題
40歳の男性、商社の営業課長。几帳面な性格。休日も出社して仕事をしていたが、 2 週間前から不眠、全身倦怠感、食欲減退がみられ 、 「自分には 能力がない」と突然上司に辞表を提出しようとした。翌日、妻に伴われて精神科受診。今とられるべき対応はどれか 。
  1. 1.病気であることを告知して休職を勧める。
  2. 2.性格上の問題点を本人とともに検討して自覚を促す。
  3. 3.仕事上の問題点を本人とともに検討して課題の処理を促す。
  4. 4.会社と家庭から離れて温泉地などにひとりで転地療養させる.
  5. 5.周囲の期待と敬意を伝え課長として仕事を続けるよう励ます。

正答:1番

次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。記録は残りません — 記録・弱点分析つきは無料アプリ
この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)

初回正答率 58%標準

88人の初回解答から算出(2026年8月1日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

スポンサーリンク(広告)
解説
■ 正答:1番 — うつ病が疑われ、告知して休職を勧める

几帳面な働き盛りに不眠・倦怠感・食欲減退・自責感(「自分には能力がない」)が出現し衝動的に辞表を出そうとする経過は、うつ病(うつ状態)を強く疑う。重要な決断を避けさせ、病気であることを伝えて休養(休職)を勧めるのが適切である。



【各選択肢の解説】
1.病気であることを告知して休職を勧める ✅ うつ病として休養を優先(=正答)。
2.性格上の問題点を自覚させる ❌ 自責を強め有害。
3.仕事上の課題の処理を促す ❌ 負荷を増やし有害。
4.ひとりで転地療養させる ❌ 孤立は自殺リスク上、不適切。
5.励まして仕事を続けさせる ❌ 安易な激励は禁忌。


【試験対策ポイント】
うつ病対応の原則=休養・服薬・「頑張れ」と言わない・重要な決断を先送りさせる。退職など人生の重大決定は回復後に。激励や課題追加、孤立させる転地療養は症状を悪化させうる。

✍️ この解説の執筆・監修

現役の言語聴覚士(ST養成校教員)が、臨床・国家試験教育の経験と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて執筆・監修しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・修正したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

編集・監修方針を見る →

📗 この範囲の次の一歩

この範囲(精神医学)は、買い切りのST国試ノート(¥850)の棚には入っていません。まずは同じ科目だけを続けて解いて、どこが抜けているかを出すのが早道です。

▶ 「精神医学」だけを無料アプリで演習する

失語症・嚥下・聴覚・高次脳など22科目は買い切りのST国試ノート(¥850)にあります。収録科目を見る →

基礎医学・総論を含む全科目のノートは、伴走型のST既卒プレミアムに収録しています(9月7日スタート・以降も随時受付)。

既卒・浪人の方へ 解く力はあるのに、一人だと計画が崩れる——そんな人のための伴走型プログラム「ST既卒プレミアム」。あなた専用のロードマップと、毎週届く「今やること」で、次の国試まで隣を走ります。2026年9月7日スタート・以降も随時受付。お申し込みから8日以内なら全額返金。 詳しく見る ▶
スポンサーリンク(広告)

🗺️ ST-Toolbox の無料サービス リハ就職マップ | STの就職先を公的データから探す 見学先を選ぶときにまず知りたいのは「そこがどの分野をやっているか」。届出内容から分かる領域(成人・小児・聴覚・生活期(介護施設))と、住所を入れての通勤時間で絞り込めます。全国14,201か所・登録不要。求人が出ていない施設も最初から載っています。 別タブでさがす →
関連

▶ 第16回 全問一覧

▶ 精神医学 の過去問一覧

スポンサーリンク(広告)