第16回 言語聴覚士国家試験 第109問
精神医学第16回
第16回 言語聴覚士国家試験 第109問(精神医学)の正答は 3 です。外傷後ストレス障害(PTSD)は心的外傷(トラウマ)が原因で、大災害や犯罪被害者に多い。
問題
外傷後ストレス障害について正しいのはどれか
a.大災害被災者や犯罪被害者にみられることが多い。
b.画像検査で器質的脳損傷を認めることが多い。
c.身体の受傷と後遺症に伴う長期のス トレスが原因である。
d.うつ病、全般性不安障害 、薬物依存のいずれかを合併しやすい 。
e.フラッシュバックなどの再体験症状がみられる。
1. a,b,c 2. a,b,e 3. a,d,e 4. b,c,d 5. c,d,e
正答:3番
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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)
初回正答率 69.3%やさしい
127人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:3番 — PTSDは被災・犯罪被害に多く、再体験症状と他疾患合併がみられる
外傷後ストレス障害(PTSD)は心的外傷(トラウマ)が原因で、大災害や犯罪被害者に多い。フラッシュバックなどの再体験症状を呈し、うつ病・不安障害・薬物依存などを合併しやすい。
【各選択肢の解説】
a. 大災害被災者や犯罪被害者にみられることが多い。
✅ 正しい。心的外傷体験が要因である。
✅ 正しい。心的外傷体験が要因である。
b. 画像検査で器質的脳損傷を認めることが多い。
❌ 誤り。器質的損傷を前提としない。正しくは、画像検査で器質的脳損傷を認めないことが多く、診断は症状に基づいて行う。
❌ 誤り。器質的損傷を前提としない。正しくは、画像検査で器質的脳損傷を認めないことが多く、診断は症状に基づいて行う。
c. 身体の受傷と後遺症に伴う長期のストレスが原因である。
❌ 誤り。原因は心的外傷であり身体受傷とは限らない。正しくは、生命を脅かすような出来事の体験や目撃などの心的外傷体験が原因である。
❌ 誤り。原因は心的外傷であり身体受傷とは限らない。正しくは、生命を脅かすような出来事の体験や目撃などの心的外傷体験が原因である。
d. うつ病、全般性不安障害、薬物依存のいずれかを合併しやすい。
✅ 正しい。うつ病・不安障害・物質依存の併存が多い。
✅ 正しい。うつ病・不安障害・物質依存の併存が多い。
e. フラッシュバックなどの再体験症状がみられる。
✅ 正しい。中核症状である。
✅ 正しい。中核症状である。
→ 正しいのはa・d・eの組合せ3番が正答となる。
【試験対策ポイント】
PTSDの3徴=再体験(フラッシュバック・悪夢)・回避・過覚醒。原因は心的外傷で器質的脳損傷は必須でない。うつ・不安・物質依存の併存が多い点も頻出。
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