STカコモン言語聴覚士国家試験 過去問・解説

第16回 言語聴覚士国家試験 第162問

高次脳機能障害第16回

第16回 言語聴覚士国家試験 第162問(高次脳機能障害)の正答は 3 です。統覚型物体失認は形態の知覚そのものが障害されるため、模写(絵を描く)もできず代償手段にならない。

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問題
代償手段として適切でないのはどれか。
  1. 1.記憶障害ーーメモの使用
  2. 2.相貌失認ーー声を聞く
  3. 3.統覚型物体失認 一一 絵を描く
  4. 4.地誌的失見当ーー道順の言語化
  5. 5.純粋失読ーーなぞり読み

正答:3番

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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)

初回正答率 75.3%やさしい

89人の初回解答から算出(2026年8月1日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:3番 — 統覚型物体失認に「絵を描く」は代償手段にならない

統覚型物体失認は形態の知覚そのものが障害されるため、模写(絵を描く)もできず代償手段にならない。



【各選択肢の解説】
1.記憶障害 ― メモの使用 ❌ 適切な代償。
2.相貌失認 ― 声を聞く ❌ 適切(声で人物同定)。
3.統覚型物体失認 ― 絵を描く ✅ 形態知覚が障害され模写も不可で不適切(=正答)。
4.地誌的失見当 ― 道順の言語化 ❌ 適切。
5.純粋失読 ― なぞり読み ❌ 適切(運覚を利用)。


【試験対策ポイント】
統覚型(知覚型)物体失認は「見えているが形がまとまらない」段階の障害で模写も困難。連合型なら模写は可能。純粋失読のなぞり読み、相貌失認の声同定など、残存機能を使う代償手段が成立するかで判断する。

✍️ この解説の執筆・監修

現役の言語聴覚士(ST養成校教員)が、臨床・国家試験教育の経験と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて執筆・監修しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・修正したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

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