STカコモン言語聴覚士国家試験 過去問・解説

第16回 言語聴覚士国家試験 第162問

高次脳機能障害第16回

第16回 言語聴覚士国家試験 第162問(高次脳機能障害)の正答は 3 です。統覚型物体失認は形態の知覚そのものが障害されるため、模写(絵を描く)もできず代償手段にならない。

STワンコイン模試 第1回 申込受付中 ― 本試験まるごと1回(午前100・午後100問)が500円。受験開始7/15・基準日8/22。
問題
代償手段として適切でないのはどれか。
  1. 1.記憶障害ーーメモの使用
  2. 2.相貌失認ーー声を聞く
  3. 3.統覚型物体失認 一一 絵を描く
  4. 4.地誌的失見当ーー道順の言語化
  5. 5.純粋失読ーーなぞり読み

正答:3番

次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。記録は残りません — 記録・弱点分析つきは無料アプリ
スポンサーリンク
解説
■ 正答:3番 — 統覚型物体失認に「絵を描く」は代償手段にならない

統覚型物体失認は形態の知覚そのものが障害されるため、模写(絵を描く)もできず代償手段にならない。



【各選択肢の解説】
1.記憶障害 ― メモの使用 ❌ 適切な代償。
2.相貌失認 ― 声を聞く ❌ 適切(声で人物同定)。
3.統覚型物体失認 ― 絵を描く ✅ 形態知覚が障害され模写も不可で不適切(=正答)。
4.地誌的失見当 ― 道順の言語化 ❌ 適切。
5.純粋失読 ― なぞり読み ❌ 適切(運覚を利用)。


【試験対策ポイント】
統覚型(知覚型)物体失認は「見えているが形がまとまらない」段階の障害で模写も困難。連合型なら模写は可能。純粋失読のなぞり読み、相貌失認の声同定など、残存機能を使う代償手段が成立するかで判断する。

✍️ この解説の執筆・監修

現役の言語聴覚士(ST養成校教員)が、臨床・国家試験教育の経験と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて執筆・監修しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・修正したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

編集・監修方針を見る →

📘 STカコモンの有料教材

この問題でつまずいた範囲は、ST国試ノートでまとめて復習。過去問だけでは埋まらない「なぜそうなるか」を、頻出ポイントに絞って体系的に読めます。現役STが作った買い切り教材です。

ST国試ノート ― 頻出だけをぎゅっと一冊に。買い切り850円・印刷すればA4で170ページ。現役STが過去14年・2,800問をAI分析。 ▶ この範囲のノートを開く(買い切り850円)
スポンサーリンク

関連

▶ 第16回 全問一覧

▶ 高次脳機能障害 の過去問一覧

スポンサーリンク