第16回 言語聴覚士国家試験 第163問
臨床神経学第16回
第16回 言語聴覚士国家試験 第163問(臨床神経学)の正答は 4 です。認知症の訓練にはリアリティ・オリエンテーション、メモリーノート、回想法などが用いられる。
問題
認知症の訓練で適切でないのはどれか。
a.リアリティ・オリエンテーション(現実見当識訓練)
b.メモリーノート使用
c.プリズム順応
d.視覚走査訓練
e.回想法
1. a,b 2. a,e 3. b,c 4. c,d 5. d,e
正答:4番
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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)
初回正答率 80.9%やさしい
141人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:4番 — プリズム順応・視覚走査訓練は半側空間無視向けで認知症には不適
認知症の訓練にはリアリティ・オリエンテーション、メモリーノート、回想法などが用いられる。プリズム順応と視覚走査訓練は半側空間無視に対するリハで、認知症には適さない。
【各選択肢の解説】
a. リアリティ・オリエンテーション(現実見当識訓練)
✅ 正しい。認知症に用いる。
✅ 正しい。認知症に用いる。
b. メモリーノート使用
✅ 正しい。認知症に用いる。
✅ 正しい。認知症に用いる。
c. プリズム順応
❌ 誤り。半側空間無視向けで認知症には不適。正しくは半側空間無視に対する訓練である。
❌ 誤り。半側空間無視向けで認知症には不適。正しくは半側空間無視に対する訓練である。
d. 視覚走査訓練
❌ 誤り。半側空間無視向けで認知症には不適。正しくは無視側へ視線を向けさせる半側空間無視の訓練である。
❌ 誤り。半側空間無視向けで認知症には不適。正しくは無視側へ視線を向けさせる半側空間無視の訓練である。
e. 回想法
✅ 正しい。認知症に用いる。
✅ 正しい。認知症に用いる。
【試験対策ポイント】
認知症=見当識(RO)・回想法・代償(メモリーノート)が定番。プリズム順応・視覚走査(抹消課題)は半側空間無視の治療法。対象障害が異なる訓練を混ぜた引っかけなので、各技法の適応を整理する。
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