第16回 言語聴覚士国家試験 第178問
機能性構音障害第16回
第16回 言語聴覚士国家試験 第178問(機能性構音障害)の正答は 3 です。構音訓練の正しい組合せを問う。
問題
構音訓練について正しい組合せはどれか。
a.鼻咽腔構音--口腔から呼気を出す
b.口蓋化構音--舌背の挙上
c./k/の/t/への置換--舌の緊張の除去
d.側音化構音--舌の緊張の除去
e.声門破裂音--喉頭の緊張の除去
1. a,b,c 2. a,b,e 3. a,d,e 4. b,c,d 5. c,d,e
正答:3番
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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)
初回正答率 34%難問
100人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:3番 — 鼻咽腔構音は口腔呼気、側音化・声門破裂音は緊張の除去
構音訓練の正しい組合せを問う。鼻咽腔構音には口腔から呼気を出させ、側音化構音と声門破裂音にはそれぞれ舌・喉頭の過緊張を除く訓練を行う。
【各選択肢の解説】
a. 鼻咽腔構音--口腔から呼気を出す
✅ 正しい。呼気が鼻腔へ流れる誤りなので、口腔から呼気を出す練習をする。
✅ 正しい。呼気が鼻腔へ流れる誤りなので、口腔から呼気を出す練習をする。
b. 口蓋化構音--舌背の挙上
❌ 誤り。舌背の挙上を下げ舌尖を使わせる。正しくは舌背の挙上を抑えて舌尖で構音させる。
❌ 誤り。舌背の挙上を下げ舌尖を使わせる。正しくは舌背の挙上を抑えて舌尖で構音させる。
c. /k/の/t/への置換--舌の緊張の除去
❌ 誤り。後方で構音させる訓練で緊張除去ではない。正しくは舌尖を押さえて舌背を挙上させ、軟口蓋で構音させる。
❌ 誤り。後方で構音させる訓練で緊張除去ではない。正しくは舌尖を押さえて舌背を挙上させ、軟口蓋で構音させる。
d. 側音化構音--舌の緊張の除去
✅ 正しい。正中の呼気路を作るため緊張を除く。
✅ 正しい。正中の呼気路を作るため緊張を除く。
e. 声門破裂音--喉頭の緊張の除去
✅ 正しい。声門の過緊張を緩める。
✅ 正しい。声門の過緊張を緩める。
【試験対策ポイント】
異常構音の訓練は誤りの機序を打ち消す方向で行う。鼻咽腔構音→口腔呼気、声門破裂音→声門の脱力、側音化→舌の正中化(脱力)。口蓋化や置換は構音点の修正であって単なる脱力ではない点に注意。
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