STカコモン言語聴覚士国家試験 過去問・解説

第16回 言語聴覚士国家試験 第185問

嚥下障害第16回

第16回 言語聴覚士国家試験 第185問(嚥下障害)の正答は 1 です。嚥下内視鏡検査(VE)は咽頭期を中心に観察するが、口腔期・食道期は直接見えず、嚥下の瞬間はホワイトアウトで観察できない。

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問題
嚥下内視鏡検査で誤っているのはどれか。
  1. 1.嚥下機能全体を評価できる。 ✓
  2. 2.検査食には着色水を用いることが多い。
  3. 3.器質的および機能的異常の有無も観察する 。
  4. 4.ベッドサイドでの施行が可能である。
  5. 5.誤嚥に対応して吸引や酸素の準備が望ましい。

正答:1番

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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)

初回正答率 73.1%やさしい

145人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:1番 — 嚥下内視鏡では嚥下機能の全体は評価できない

嚥下内視鏡検査(VE)は咽頭期を中心に観察するが、口腔期・食道期は直接見えず、嚥下の瞬間はホワイトアウトで観察できない。したがって嚥下機能全体の評価はできない。



【各選択肢の解説】

1. 嚥下機能全体を評価できる。
❌ 誤り。口腔期・食道期や嚥下の瞬間は評価できない(=正答)。正しくは咽頭期を中心とした評価で、嚥下全体の評価には嚥下造影(VF)を用いる。
2. 検査食には着色水を用いることが多い。
✅ 正しい。粘膜と区別しやすく、残留や誤嚥を観察しやすい。
3. 器質的および機能的異常の有無も観察する。
✅ 正しい。咽頭・喉頭の形態と運動を直視できる。
4. ベッドサイドでの施行が可能である。
✅ 正しい(被曝なし・可搬)。
5. 誤嚥に対応して吸引や酸素の準備が望ましい。
✅ 正しい。誤嚥時にすぐ対処できるようにする。

【試験対策ポイント】
VEは咽頭・喉頭を直視でき、残留・喉頭侵入・誤嚥や声帯運動を観察、ベッドサイドで反復可。ただし嚥下の瞬間は見えず口腔期・食道期は評価できない。全体評価はVF(嚥下造影)。両者の長短を対比する。

✍️ この解説の執筆・監修

現役の言語聴覚士が、臨床の経験と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて執筆・監修しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・修正したうえで公開しています。

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