STカコモン言語聴覚士国家試験 過去問・解説

第16回 言語聴覚士国家試験 第190問

小児聴覚障害第16回

第16回 言語聴覚士国家試験 第190問(小児聴覚障害)の正答は 1 です。4歳・中等度感音難聴で多語文での日常会話が可能な段階では、語彙拡大・ナラティブ・5W1Hの会話・重文の産生など言語面の充実が優先される。

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問題
4 歳中等度感音難聴児で、主訴はことばの遅れ。現在、多語文で日常的会話可能。言語指導で優先順位が低いのはどれか 。
  1. 1.音韻分解 ✓
  2. 2.語彙拡大
  3. 3.ナラティブ
  4. 4.5W1Hによる会話
  5. 5.重文の産生

正答:1番

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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)

初回正答率 40%難問

105人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:1番 — 既に会話可能な児では音韻分解の優先順位は低い

4歳・中等度感音難聴で多語文での日常会話が可能な段階では、語彙拡大・ナラティブ・5W1Hの会話・重文の産生など言語面の充実が優先される。音韻分解は読み書き準備のメタ言語能力で、この段階では優先順位が低い。



【各選択肢の解説】

1. 音韻分解
✅ 正しい。読み書き準備の課題で優先順位が低い(=正答)。
2. 語彙拡大
❌ 誤り。正しくは会話が可能になった段階で優先して伸ばす課題である。
3. ナラティブ
❌ 誤り。正しくは談話の力として優先して伸ばす課題である。
4. 5W1Hによる会話
❌ 誤り。正しくは質問応答と会話の力として優先して伸ばす課題である。
5. 重文の産生
❌ 誤り。正しくは構文の発展として優先して伸ばす課題である。

【試験対策ポイント】
指導の優先順位は発達段階で決まる。日常会話が成立しているなら、語彙・構文・談話(ナラティブ・5W1H)を伸ばす。音韻分解(音韻意識)は文字学習の基盤で、会話の充実より後の段階の課題と位置づける。

✍️ この解説の執筆・監修

現役の言語聴覚士が、臨床の経験と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて執筆・監修しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・修正したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

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