第16回 言語聴覚士国家試験 第195問
成人聴覚障害第16回
第16回 言語聴覚士国家試験 第195問(成人聴覚障害)の正答は 1 です。平均聴力レベルが両耳70dBであり、身体障害者手帳の交付対象(両耳70dB以上=6級)に該当する。
問題
70 歳の男性。60 歳ごろから徐々に聴力低下。平均聴力レベル両耳70db、最高語音明瞭度右耳 65%、左耳 60%。正しいのはどれか 。
- 1.身体障害者手帳の交付対象となる。 ✓
- 2.語音了解閾値は50dBである。
- 3.人工内耳の適応がある。
- 4.機能性難聴が疑われる。
- 5.伝音難聴が疑われる。
正答:1番
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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)
初回正答率 44%難問
134人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:1番 — 両耳70dBで身体障害者手帳の交付対象となる
平均聴力レベルが両耳70dBであり、身体障害者手帳の交付対象(両耳70dB以上=6級)に該当する。最高語音明瞭度は両耳とも60%台で、感音性の老人性難聴に矛盾しない。
【各選択肢の解説】
1. 身体障害者手帳の交付対象となる。
✅ 正しい。両耳70dBで該当(=正答)。
✅ 正しい。両耳70dBで該当(=正答)。
2. 語音了解閾値は50dBである。
❌ 誤り。平均70dBであり50dBは低すぎる。正しくは語音了解閾値は平均聴力レベルに近い70dB前後になる。
❌ 誤り。平均70dBであり50dBは低すぎる。正しくは語音了解閾値は平均聴力レベルに近い70dB前後になる。
3. 人工内耳の適応がある。
❌ 誤り。語音明瞭度が保たれ適応とはいえない。正しくは成人の人工内耳は原則90dB以上の重度難聴、または70〜90dBで補聴器装用下の最高語音明瞭度が50%以下の例が対象(日本耳科学会 成人人工内耳適応基準 2017年)で、本例は補聴器の適応である。
❌ 誤り。語音明瞭度が保たれ適応とはいえない。正しくは成人の人工内耳は原則90dB以上の重度難聴、または70〜90dBで補聴器装用下の最高語音明瞭度が50%以下の例が対象(日本耳科学会 成人人工内耳適応基準 2017年)で、本例は補聴器の適応である。
4. 機能性難聴が疑われる。
❌ 誤り。加齢性の感音難聴として矛盾しない。正しくは60歳ごろからの緩徐な両側性低下で、加齢性(老人性)難聴が疑われる。
❌ 誤り。加齢性の感音難聴として矛盾しない。正しくは60歳ごろからの緩徐な両側性低下で、加齢性(老人性)難聴が疑われる。
5. 伝音難聴が疑われる。
❌ 誤り。老人性の感音難聴を考える。正しくは最高語音明瞭度が60%台に低下しており、感音難聴が疑われる。
❌ 誤り。老人性の感音難聴を考える。正しくは最高語音明瞭度が60%台に低下しており、感音難聴が疑われる。
【試験対策ポイント】
身体障害者手帳は両耳70dB以上などで該当(6級)。語音了解閾値は平均聴力に近い値になる。人工内耳は語音明瞭度が著しく低い高度・重度難聴が対象で、本例(60%台)は適応とはいえない。数値の整合を確認する。
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