第16回 言語聴覚士国家試験 第196問
聴力検査第16回
第16回 言語聴覚士国家試験 第196問(聴力検査)の正答は 3 です。語音弁別検査の曲線は90dBで最高55%に達し、100dBで50%へ低下している(ロールオーバーあり)。
問題
図に示す語音弁別検査結果の解釈で正しいのはどれか。
a.語音了解閾値は 100 dB である。
b.語音弁別能は90dBで55%である。
c.普通の会話は聞き取れない。
d.ロールオーバー現象はない。
e.補聴器を装用しても効果は得られない 。
1. a,b 2. a,e 3. b,c 4. c,d 5. d,e
正答:3番
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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)
初回正答率 54.3%標準
105人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:3番 — 最高語音明瞭度は90dBで55%、普通の会話は聞き取れない
語音弁別検査の曲線は90dBで最高55%に達し、100dBで50%へ低下している(ロールオーバーあり)。最高でも55%のため普通の会話は聞き取れない。
【各選択肢の解説】
a. 語音了解閾値は100dBである。
❌ 誤り。50%到達は90dB付近で100dBではない。正しくは100dBは最高(90dBで55%)を過ぎて明瞭度が50%に下がった点で、語音了解閾値は数字語表を用いる語音聴取閾値検査で別に求める。
❌ 誤り。50%到達は90dB付近で100dBではない。正しくは100dBは最高(90dBで55%)を過ぎて明瞭度が50%に下がった点で、語音了解閾値は数字語表を用いる語音聴取閾値検査で別に求める。
b. 語音弁別能は90dBで55%である。
✅ 正しい。最高語音明瞭度=90dBで55%。
✅ 正しい。最高語音明瞭度=90dBで55%。
c. 普通の会話は聞き取れない。
✅ 正しい。最高55%では会話の聞き取りは困難。
✅ 正しい。最高55%では会話の聞き取りは困難。
d. ロールオーバー現象はない。
❌ 誤り。90→100dBで低下しており現象あり。正しくは90dBの55%から100dBの50%へ下がっており、ロールオーバー現象がある。
❌ 誤り。90→100dBで低下しており現象あり。正しくは90dBの55%から100dBの50%へ下がっており、ロールオーバー現象がある。
e. 補聴器を装用しても効果は得られない。
❌ 誤り。一定の効果は期待できる。正しくは最高語音明瞭度が55%あり、聞き取りやすいレベルに増幅する補聴器で一定の効果が期待できる。
❌ 誤り。一定の効果は期待できる。正しくは最高語音明瞭度が55%あり、聞き取りやすいレベルに増幅する補聴器で一定の効果が期待できる。
→ 正しいのはb・cの組合せ3番が正答となる。
【試験対策ポイント】
語音弁別検査では最高語音明瞭度とその提示レベル、ロールオーバー(高レベルで低下=後迷路性を示唆)を読む。最高明瞭度が低いほど会話の聞き取りは困難。曲線の頂点と下降の有無を確認する習慣をつける。
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