STカコモン言語聴覚士国家試験 過去問・解説

第16回 言語聴覚士国家試験 第22問

聴力検査第16回

第16回 言語聴覚士国家試験 第22問(聴力検査)の正答は 5 です。骨導刺激は頭蓋骨を介して両側の蝸牛をほぼ同等に振動させるため、検査耳の値に非検耳が応じる(両耳間移行が0dB)。

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問題
標準純音聴力検査で正しいのはどれか。
  1. 1.16Hzから20, 000 Hzまでの聴力レベルを測定する。
  2. 2.30dB HLより小さい音が聞こえれば聴力は正常である。
  3. 3.10dBステップで聴力レベルを測定する。
  4. 4.気導聴力検査では断続音は使わない。
  5. 5.骨導聴力検査ではマスキングが必要である。 ✓

正答:5番

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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)

初回正答率 68.6%やさしい

118人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:5番 — 骨導聴力検査ではマスキングが必要

骨導刺激は頭蓋骨を介して両側の蝸牛をほぼ同等に振動させるため、検査耳の値に非検耳が応じる(両耳間移行が0dB)。よって非検耳のマスキングが必須となる。



【各選択肢の解説】

1.16Hzから20, 000 Hzまでの聴力レベルを測定する。
❌ 誤り。16〜20,000Hzはおおよその可聴域である。正しくは標準純音聴力検査は通常125〜8000Hzを測定する。

2.30dB HLより小さい音が聞こえれば聴力は正常である。
❌ 誤り。30dB基準は誤り。正しくは正常範囲は0〜25dB HL程度である。

3.10dBステップで聴力レベルを測定する。
❌ 誤り。正しくは測定は原則5dBステップで行う。

4.気導聴力検査では断続音は使わない。
❌ 誤り。正しくは気導検査でも断続音を用いる。

5.骨導聴力検査ではマスキングが必要である。
✅ 正しい。骨導は両耳間移行減衰がほぼ0dBのため、非検耳のマスキングが必要である(=正答)。



【試験対策ポイント】
骨導は両耳間移行減衰がほぼ0dBのため、必ずマスキングを併用する。気導(移行減衰40dB前後)と比べマスキングの必要性が高い。測定範囲125〜8000Hz・5dBステップ・正常0〜25dBという基準値もまとめて押さえる。

✍️ この解説の執筆・監修

現役の言語聴覚士が、臨床の経験と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて執筆・監修しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・修正したうえで公開しています。

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