第16回 言語聴覚士国家試験 第4問
生理学第16回
第16回 言語聴覚士国家試験 第4問(生理学)の正答は 4 です。交感神経は「闘争・逃走反応」に働き、心拍数増加・血圧上昇・発汗・血糖上昇・気管支拡張・瞳孔散大をもたらす。
問題
交感神経系の亢進による効果として誤っているのはどれか。
- 1.心拍数増加
- 2.血圧上昇
- 3.発汗
- 4.消化管運動亢進 ✓
- 5.血糖上昇
正答:4番
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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)
初回正答率 76.5%やさしい
293人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:4番 — 消化管運動亢進
交感神経は「闘争・逃走反応」に働き、心拍数増加・血圧上昇・発汗・血糖上昇・気管支拡張・瞳孔散大をもたらす。一方で消化・吸収は生命の危機下では後回しになるため、消化管運動と消化液分泌は抑制される。設問は「誤っているもの」を選ぶので、消化管運動亢進が正答。
【各選択肢の解説】
1. 心拍数増加
✅ 正しい。交感神経亢進で心拍数・心収縮力とも増加する(β1受容体)。
✅ 正しい。交感神経亢進で心拍数・心収縮力とも増加する(β1受容体)。
2. 血圧上昇
✅ 正しい。血管収縮と心拍出量増加により血圧が上がる(α1受容体)。
✅ 正しい。血管収縮と心拍出量増加により血圧が上がる(α1受容体)。
3. 発汗
✅ 正しい。汗腺は交感神経支配で、緊張時に発汗が増える(例外的にアセチルコリン作動性)。
✅ 正しい。汗腺は交感神経支配で、緊張時に発汗が増える(例外的にアセチルコリン作動性)。
4. 消化管運動亢進
❌ 誤り(=正答)。交感神経は消化管運動を抑制する。消化管運動を亢進させるのは副交感神経(迷走神経)。正しくは交感神経の亢進で消化管運動は抑制される。
❌ 誤り(=正答)。交感神経は消化管運動を抑制する。消化管運動を亢進させるのは副交感神経(迷走神経)。正しくは交感神経の亢進で消化管運動は抑制される。
5. 血糖上昇
✅ 正しい。肝グリコーゲン分解とアドレナリン分泌により血糖が上がる。
✅ 正しい。肝グリコーゲン分解とアドレナリン分泌により血糖が上がる。
【試験対策ポイント】
交感=活動・緊張/副交感=休息・消化の対比で押さえる。
| 器官 | 交感神経 | 副交感神経 |
|---|---|---|
| 心拍数 | 増加 | 減少 |
| 気管支 | 拡張 | 収縮 |
| 瞳孔 | 散大 | 縮小 |
| 消化管運動 | 抑制 | 亢進 |
| 唾液 | 少量・粘稠 | 多量・漿液性 |
「食事と消化は副交感」と覚えると、消化管運動亢進が交感神経の効果として誤りだとすぐ判断できる。
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