第28回 言語聴覚士国家試験 第5問
第28回 言語聴覚士国家試験 第5問(生理学)の正答は 4 です。抗体(免疫グロブリン)は、Bリンパ球が抗原刺激を受けて分化した形質細胞から産生される。
- 1.好酸球
- 2.好中球
- 3.好塩基球
- 4.リンパ球 ✓
- 5.マクロファージ
正答:4番
初回正答率 38.5%難問
265人の初回解答から算出(2026年8月1日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
抗体(免疫グロブリン)は、Bリンパ球が抗原刺激を受けて分化した形質細胞から産生される。選択肢の中ではリンパ球がこれにあたる。好酸球・好中球・好塩基球・マクロファージは抗体を作らない。抗体が主役の免疫を液性免疫、T細胞が主役の免疫を細胞性免疫と呼ぶ。
【各選択肢の解説】
❌ 寄生虫感染やⅠ型アレルギーで増加する顆粒球。抗体は作らない。
❌ 細菌を貪食する自然免疫の主力。抗体産生能はない。
❌ ヒスタミン等を放出しアレルギーに関与する。抗体は作らない。
✅ B細胞が形質細胞に分化して抗体(液性免疫)を産生する(=正答)。T細胞は細胞性免疫を担う。
❌ 貪食と抗原提示を担うが、抗体は産生しない。
【試験対策ポイント】
抗体産生の流れは「抗原→マクロファージ等が抗原提示→ヘルパーT細胞→B細胞活性化→形質細胞→抗体」。初回感染ではIgMが先に上がり(一次応答)、再感染ではIgGが速やかに大量に産生される(二次応答)。この記憶が成立することがワクチンの原理である。抗体には機能の異なる5つのクラス(IgG・IgM・IgA・IgE・IgD)があり、IgGは胎盤を通過、IgAは分泌液(母乳・唾液)に多く、IgEはⅠ型アレルギーに関与する。
| 細胞 | 主な働き |
|---|---|
| B細胞(形質細胞) | 抗体産生(液性免疫) |
| T細胞 | 細胞性免疫・免疫調節 |
| マクロファージ | 貪食・抗原提示 |
| 好中球 | 細菌貪食 |
この問題の初回正答率は38.5%——受験者の62%が落としています。この範囲(生理学)は買い切りのST国試ノート(¥850)の棚には入っていません。まずは同じ科目だけを続けて解いて、どこが抜けているかを出すのが早道です。
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