STカコモン言語聴覚士国家試験 過去問・解説

第28回 言語聴覚士国家試験 第7問

生理学第28回

第28回 言語聴覚士国家試験 第7問(生理学)の正答は 3 です。下垂体後葉から分泌されるホルモンはオキシトシンとバソプレシン(抗利尿ホルモン, ADH)の2つだけである。

STワンコイン模試 第1回 申込受付中 ― 本試験まるごと1回(午前100・午後100問)が500円。受験開始7/15・基準日8/22。
問題
下垂体後葉から分泌されるホルモンはどれか。
  1. 1.成長ホルモン
  2. 2.プロラクチン
  3. 3.オキシトシン
  4. 4.黄体化ホルモン
  5. 5.副腎皮質刺激ホルモン

正答:3番

次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。記録は残りません — 記録・弱点分析つきは無料アプリ
スポンサーリンク
解説
■ 正答:3番 — オキシトシンは下垂体後葉

下垂体後葉から分泌されるホルモンはオキシトシンバソプレシン(抗利尿ホルモン, ADH)の2つだけである。これらは視床下部の神経細胞で合成され、神経軸索を通って後葉まで運ばれ放出される(神経分泌)。成長ホルモン・プロラクチン・各種刺激ホルモンはすべて前葉から分泌される。


【各選択肢の解説】

1. 成長ホルモン
❌ 下垂体前葉から分泌される。骨・組織の成長を促す。
2. プロラクチン
❌ 前葉から分泌され、乳汁の産生を促す(射乳はオキシトシン)。
3. オキシトシン
✅ 後葉から分泌される(=正答)。子宮収縮・射乳(射乳反射)に働く。
4. 黄体化ホルモン
❌ 前葉から分泌される性腺刺激ホルモン(排卵を誘発)。
5. 副腎皮質刺激ホルモン
❌ 前葉から分泌され、副腎皮質を刺激してコルチゾールの分泌を促す(ACTH)。

【試験対策ポイント】

後葉ホルモンは「オキシトシン・バソプレシンの2つだけ」と暗記する。後葉は腺ではなく神経終末であり、視床下部(視索上核・室傍核)で作られたホルモンを軸索輸送で運び、蓄えて放出する点が前葉との違い。前葉は視床下部ホルモンを下垂体門脈系を介して受け取り分泌を調節される。バソプレシンは腎の集合管での水再吸収を促し、欠乏すると多尿となる尿崩症をきたす。

部位ホルモン
前葉GH・PRL・ACTH・TSH・LH・FSH
後葉オキシトシン・バソプレシン(ADH)

前葉ホルモンの多くは視床下部の放出ホルモンで分泌が促され、標的内分泌腺からのホルモンで負のフィードバックを受ける。

✍️ この解説の執筆・監修

現役の言語聴覚士(ST養成校教員)が、臨床・国家試験教育の経験と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて執筆・監修しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・修正したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

編集・監修方針を見る →

📘 STカコモンの有料教材

この問題でつまずいた範囲は、ST国試ノートでまとめて復習。過去問だけでは埋まらない「なぜそうなるか」を、頻出ポイントに絞って体系的に読めます。現役STが作った買い切り教材です。

ST国試ノート ― 頻出だけをぎゅっと一冊に。買い切り850円・印刷すればA4で170ページ。現役STが過去14年・2,800問をAI分析。 ▶ この範囲のノートを開く(買い切り850円)
スポンサーリンク

関連

▶ 第28回 全問一覧

▶ 生理学 の過去問一覧

スポンサーリンク