第16回 言語聴覚士国家試験 第41問
音響学第16回
第16回 言語聴覚士国家試験 第41問(音響学)の正答は 3 です。フォルマントは声道の共鳴によって母音や共鳴音に現れる。
問題
「なく(泣く)」の発話でホルマントが現れない音声区間はどれか。
- 1.「な」の鼻音区間
- 2.「な」の母音区間
- 3.「く」の閉鎖区間 ✓
- 4.「く」の破裂区間
- 5.「く」の母音区間
正答:3番
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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)
初回正答率 35.9%難問
64人の初回解答から算出(2026年8月1日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:3番 — 無声破裂音の閉鎖区間にフォルマントは現れない
フォルマントは声道の共鳴によって母音や共鳴音に現れる。「く」の/k/は無声破裂音で、閉鎖区間は気流も声帯振動も止まる無音区間のためフォルマントが現れない。
【各選択肢の解説】
1.「な」の鼻音区間 ❌ 鼻音にも共鳴(鼻音フォルマント)が現れる。
2.「な」の母音区間 ❌ 母音はフォルマントをもつ。
3.「く」の閉鎖区間 ✅ 無音区間でフォルマントが現れない(=正答)。
4.「く」の破裂区間 ❌ 破裂の雑音が生じる。
5.「く」の母音区間 ❌ 母音はフォルマントをもつ。
【試験対策ポイント】
フォルマント=声道共鳴のピークで、母音・鼻音・半母音などの有声(共鳴)区間に現れる。無声破裂音の閉鎖区間は完全な無音でエネルギーがなく、スペクトログラム上も空白になる。
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