第16回 言語聴覚士国家試験 第52問
言語聴覚障害総論第16回
第16回 言語聴覚士国家試験 第52問(言語聴覚障害総論)の正答は 3 です。症状と特徴の正しい組合せを選ぶ。
問題
正しい組合せはどれか。
a.弛緩性構音障害 ― 一定リズムでの運動の困難
b.伝導失語 ― 音韻性錯語
c.感音難聴 ― 聞こえにおける音の歪み
d.自閉症 ― 語間代
e.観念運動性失行 ― 自動的行為の障害
1. a,b 2. a,e 3. b,c 4. c,d 5. d,e
正答:3番
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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)
初回正答率 41.9%難問
86人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:3番 — 伝導失語=音韻性錯語、感音難聴=音の歪み
症状と特徴の正しい組合せを選ぶ。伝導失語は音韻性錯語と接近行為を特徴とし、感音難聴では補充現象により音が歪んで聞こえる。
【各選択肢の解説】
a. 弛緩性構音障害 ― 一定リズムでの運動の困難
❌ 誤り。リズムの障害は失調性構音障害の特徴。正しくは弛緩性構音障害の特徴は開鼻声・気息性嗄声・子音の歪みなどである。
❌ 誤り。リズムの障害は失調性構音障害の特徴。正しくは弛緩性構音障害の特徴は開鼻声・気息性嗄声・子音の歪みなどである。
b. 伝導失語 ― 音韻性錯語
✅ 正しい。伝導失語の中心症状である。
✅ 正しい。伝導失語の中心症状である。
c. 感音難聴 ― 聞こえにおける音の歪み
✅ 正しい。内耳・後迷路の障害で音が歪んで聞こえる。
✅ 正しい。内耳・後迷路の障害で音が歪んで聞こえる。
d. 自閉症 ― 語間代
❌ 誤り。語間代は失語・神経疾患などでみられる。正しくは語間代はアルツハイマー型認知症などでみられる語尾音節の反復で、自閉症で特徴的なのは反響言語である。
❌ 誤り。語間代は失語・神経疾患などでみられる。正しくは語間代はアルツハイマー型認知症などでみられる語尾音節の反復で、自閉症で特徴的なのは反響言語である。
e. 観念運動性失行 ― 自動的行為の障害
❌ 誤り。意図的行為で障害され、自動的行為は保たれる。正しくは観念運動性失行は言語命令や模倣による意図的な行為が障害される。
❌ 誤り。意図的行為で障害され、自動的行為は保たれる。正しくは観念運動性失行は言語命令や模倣による意図的な行為が障害される。
→ 正しいのはb・cの組合せ3番が正答となる。
【試験対策ポイント】
失行は「意図するとできない・自動ならできる(自動・意図の解離)」が要点。伝導失語=音韻性錯語+接近行為、感音難聴=歪み・補充現象、と中心症状を結びつける。
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