第16回 言語聴覚士国家試験 第60問
失語症第16回
第16回 言語聴覚士国家試験 第60問(失語症)の正答は 2 です。失語症訓練法の正誤を問う。
問題
失語症の訓練について誤っているのはどれか。
- 1.刺激法では反応を強制するのではなく引き出す。
- 2.遮断除去法では障害されているモダリティを前刺激として用いる。 ✓
- 3.拡大・代替コミュニケーション(AAC)の1つとして身振りの使用がある
- 4.プログラム学習法ではスモールステップを重視する。
- 5.認知神経心理学的アブローチでは障害されているモジュールを特定する
正答:2番
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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)
初回正答率 59.6%標準
94人の初回解答から算出(2026年8月1日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:2番 — 遮断除去法は保たれたモダリティを前刺激に用いる
失語症訓練法の正誤を問う。遮断除去法(deblocking)は、保たれているモダリティを前刺激として与え、それを手がかりに障害されたモダリティの反応を引き出す方法である。
【各選択肢の解説】
1.刺激法では反応を強制せず引き出す ❌ 正しい。
2.遮断除去法では障害されているモダリティを前刺激として用いる ✅ 誤り。保たれたモダリティを前刺激にする(=正答)。
3.AACの1つとして身振りの使用がある ❌ 正しい。
4.プログラム学習法ではスモールステップを重視する ❌ 正しい。
5.認知神経心理学的アプローチでは障害されているモジュールを特定する ❌ 正しい。
【試験対策ポイント】
遮断除去法は「できる入力(前刺激)→できない出力を解除する」のが原理。前刺激には保たれたモダリティを使う点が逆転の引っかけ。各訓練法の原理を正確に押さえる。
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