第16回 言語聴覚士国家試験 第7問
臨床神経学第16回
第16回 言語聴覚士国家試験 第7問(臨床神経学)の正答は 2 です。アカラシアは下部食道括約筋(LES)の弛緩不全と食道蠕動の消失による疾患で、狭窄は「機能的」であって腫瘍などの器質的狭窄はない。
問題
アカラシアでみられないのはどれか。
- 1.嚥下障害
- 2.器質的狭窄 ✓
- 3.胸痛
- 4.下部食道圧の上昇
- 5.食道残渣の口腔内逆流
正答:2番
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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)
初回正答率 36.9%難問
149人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:2番 — アカラシアは機能的狭窄で器質的狭窄はない
アカラシアは下部食道括約筋(LES)の弛緩不全と食道蠕動の消失による疾患で、狭窄は「機能的」であって腫瘍などの器質的狭窄はない。
【各選択肢の解説】
1. 嚥下障害
❌ 誤り。みられる(通過障害)。正しくはアカラシアの主症状としてみられる。
❌ 誤り。みられる(通過障害)。正しくはアカラシアの主症状としてみられる。
2. 器質的狭窄
✅ 正しい。みられない。狭窄は機能的である(=正答)。
✅ 正しい。みられない。狭窄は機能的である(=正答)。
3. 胸痛
❌ 誤り。みられる。正しくは食道内の停滞や異常収縮によりみられる。
❌ 誤り。みられる。正しくは食道内の停滞や異常収縮によりみられる。
4. 下部食道圧の上昇
❌ 誤り。LES弛緩不全でみられる。正しくはアカラシアでみられる所見である。
❌ 誤り。LES弛緩不全でみられる。正しくはアカラシアでみられる所見である。
5. 食道残渣の口腔内逆流
❌ 誤り。食道内に停滞した食物が逆流する。正しくはアカラシアでみられる症状である。
❌ 誤り。食道内に停滞した食物が逆流する。正しくはアカラシアでみられる症状である。
【試験対策ポイント】
アカラシアは「弛緩できない」病態。バリウム造影で下端が鳥のくちばし状(bird's beak)に細くなるが、これは筋の機能不全による狭窄であり、内腔そのものが腫瘍などで塞がる器質的狭窄とは区別する。
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