第16回 言語聴覚士国家試験 第81問
器質性構音障害第16回
第16回 言語聴覚士国家試験 第81問(器質性構音障害)の正答は 2 です。鼻咽腔閉鎖機能不全では、鼻からの呼気漏出による鼻雑音やそれを抑えようとする鼻渋面(鼻のしわ寄せ)がみられ、代償として声門破裂音が生じる。
問題
鼻咽腔閉鎖機能不全に関係するのはどれか。
a.鼻雑音
b.鼻渋面
c.側音化構音
d.鼻咽腔構音
e.声門破裂音
1. a,b,c 2. a,b,e 3. a,d,e 4. b,c,d 5. c,d,e
正答:2番
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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)
初回正答率 47.1%難問
121人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:2番 — 鼻雑音・鼻渋面・声門破裂音が鼻咽腔閉鎖不全に関係
鼻咽腔閉鎖機能不全では、鼻からの呼気漏出による鼻雑音やそれを抑えようとする鼻渋面(鼻のしわ寄せ)がみられ、代償として声門破裂音が生じる。
【各選択肢の解説】
a. 鼻雑音
✅ 関係する。呼気の鼻漏出による雑音。
✅ 関係する。呼気の鼻漏出による雑音。
b. 鼻渋面
✅ 関係する。鼻漏出を抑えようとする顔のしかめ。
✅ 関係する。鼻漏出を抑えようとする顔のしかめ。
c. 側音化構音
❌ 関係しない。舌の側方からの呼気による誤りで閉鎖不全とは無関係。正しくは舌の偏位により呼気が舌の側方から出る異常構音で、鼻咽腔閉鎖機能が正常でも生じる。
❌ 関係しない。舌の側方からの呼気による誤りで閉鎖不全とは無関係。正しくは舌の偏位により呼気が舌の側方から出る異常構音で、鼻咽腔閉鎖機能が正常でも生じる。
d. 鼻咽腔構音
❌ 関係しない。閉鎖不全の直接の指標ではない。正しくは舌と口蓋で口腔を閉じて呼気を鼻腔へ流す異常構音で、鼻咽腔閉鎖機能の良否を直接示すものではない(閉鎖機能が良好でも生じうる)誤った構音操作で、口蓋裂児に多い。
❌ 関係しない。閉鎖不全の直接の指標ではない。正しくは舌と口蓋で口腔を閉じて呼気を鼻腔へ流す異常構音で、鼻咽腔閉鎖機能の良否を直接示すものではない(閉鎖機能が良好でも生じうる)誤った構音操作で、口蓋裂児に多い。
e. 声門破裂音
✅ 関係する。閉鎖不全に対する代償構音。
✅ 関係する。閉鎖不全に対する代償構音。
→ 関係するのはa・b・eの組合せ2番が正答となる。
【試験対策ポイント】
鼻咽腔閉鎖不全の徴候=開鼻声・鼻漏出(鼻雑音)・鼻渋面と、代償構音である声門破裂音。側音化構音は舌の問題で無関係。鼻漏出・鼻渋面・声門破裂音のセットを覚える。
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