第16回 言語聴覚士国家試験 第86問
嚥下障害第16回
第16回 言語聴覚士国家試験 第86問(嚥下障害)の正答は 2 です。嚥下障害の所見と訓練法の組合せを問う。
問題
誤っている組み合わせはどれか。
- 1.咽頭残留 ― 頭部挙上訓練
- 2.鼻腔への逆流 ― 舌尖挙上訓練 ✓
- 3.誤嚥喀出困難 ― 随意的咳訓練
- 4.嚥下反射惹起低下 ― 冷圧刺激法
- 5.喉頭蓋谷への残留 ― 舌根後退運動
正答:2番
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解説
■ 正答:2番 — 鼻腔への逆流に舌尖挙上訓練は対応しない
嚥下障害の所見と訓練法の組合せを問う。鼻腔への逆流は鼻咽腔閉鎖不全によるもので、対応は軟口蓋挙上を促す訓練(ブローイング等)である。舌尖挙上訓練は対応しない。
【各選択肢の解説】
1.咽頭残留 ― 頭部挙上訓練 ❌ 正しい(シャキア法で食道入口部開大)。
2.鼻腔への逆流 ― 舌尖挙上訓練 ✅ 誤り。鼻咽腔閉鎖訓練が適切(=正答)。
3.誤嚥喀出困難 ― 随意的咳訓練 ❌ 正しい。
4.嚥下反射惹起低下 ― 冷圧刺激法 ❌ 正しい。
5.喉頭蓋谷への残留 ― 舌根後退運動 ❌ 正しい。
【試験対策ポイント】
所見ごとの訓練を整理する。咽頭残留→頭部挙上(シャキア)、嚥下反射低下→冷圧刺激、喉頭蓋谷残留→舌根後退。鼻腔逆流は鼻咽腔閉鎖の問題で、舌尖の訓練では改善しない点が引っかけ。
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