STカコモン — 言語聴覚士国家試験 過去問・解説

第16回 言語聴覚士国家試験 第90問

小児聴覚障害第16回
母子保健法で聴覚検査が規定されているのはどれか。
  1. 1.6か月児健康診査
  2. 2.1歳6か月児健康診査
  3. 3.3歳児健康診査 ✓
  4. 4.5歳児健康診査
  5. 5.就学時健康診断

正答:3番

解説
■ 正答:3番 — 3歳児健康診査 母子保健法第12条に規定される乳幼児健康診査のうち、聴覚検査が法定されているのは3歳児健康診査のみです。これは難聴の早期発見・早期対応を目的とした重要な検査項目です。 --- 【各選択肢の解説】 1. 6か月児健康診査 ❌ 誤り。母子保健法で規定されている6か月児健康診査には聴覚検査は含まれません。聴覚スクリーニングは自治体によって乳幼児健診全体で行われることもありますが、母子保健法で明記されたものではありません。 2. 1歳6か月児健康診査 ❌ 誤り。1歳6か月児健康診査は母子保健法で規定される健診ですが、法定検査項目に聴覚検査は含まれていません。言語発達の評価は行われます。 3. 3歳児健康診査 ✅ 正しい。母子保健法第12条で規定される健康診査のうち、聴覚検査が法定項目として明確に記載されているのは3歳児健康診査です。3歳時点での軽度難聴やその後の言語発達への影響を評価する重要な機会です。 4. 5歳児健康診査 ❌ 誤り。母子保健法に基づく定期的な乳幼児健康診査は1歳6か月児と3歳児が主要なもので、5歳児の定期健診は法定されていません。 5. 就学時健康診断 ❌ 誤り。就学時健康診断は学校保健安全法に基づくもので、母子保健法ではありません。所管が異なります。 --- 【試験対策ポイント】 母子保健法で規定される乳幼児健康診査 | 健診時期 | 聴覚検査 | 法的根拠 | |---|---|---| | 6か月児 | なし | 母子保健法第12条 | | 1歳6か月児 | なし | 母子保健法第12条 | | **3歳児** | **あり** | **母子保健法第12条** | | 5歳児 | 対象外 | 定期健診なし | | 就学時 | あり | 学校保健安全法 | 頻出ポイント ・母子保健法 = 乳幼児健康診査(3歳児まで) ・学校保健安全法 = 就学時健康診断・学校健康診断 ・3歳児健診は難聴だけでなく、視覚異常・言語発達遅滞も重要スクリーニング項目
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