STカコモン言語聴覚士国家試験 過去問・解説

第16回 言語聴覚士国家試験 第95問

小児聴覚障害第16回

第16回 言語聴覚士国家試験 第95問(小児聴覚障害)の正答は 5 です。読話(口形の読み取り)で識別できるのは、調音点が視覚的に大きく異なる音の対比である。

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問題
読話において口形情報のみで識別が可能な組合せはどれか。
  1. 1.軟口蓋音 ― 母音
  2. 2.有声音 ― 無声音
  3. 3.通鼻音 ― 非通鼻音
  4. 4.破裂音 ― 摩擦音
  5. 5.硬口蓋音 一 両唇音 ✓

正答:5番

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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)

初回正答率 55.9%標準

102人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:5番 — 硬口蓋音と両唇音は口形で区別できる

読話(口形の読み取り)で識別できるのは、調音点が視覚的に大きく異なる音の対比である。両唇音は口唇の閉鎖が見え、硬口蓋音は口唇が開いたまま調音されるため、口形が明確に異なり区別できる。


【各選択肢の解説】

1. 軟口蓋音 ― 母音
❌ 誤り。軟口蓋は奥で見えにくい。正しくは軟口蓋音の調音は口腔の奥で外から見えず、口形が前後の母音と変わらないため区別しにくい。
2. 有声音 ― 無声音
❌ 誤り。声帯振動の有無は口形に現れない。正しくは同じ口形になり、視覚だけでは区別できない(例:/p/と/b/)。
3. 通鼻音 ― 非通鼻音
❌ 誤り。鼻からの呼気は口形で見分けにくい。正しくは軟口蓋の動きは外から見えず、同じ口形になる(例:/m/と/b/)。
4. 破裂音 ― 摩擦音
❌ 誤り。同じ調音点だと口形が似る。正しくは調音点が同じなら口形がほぼ同じで、口形だけでは区別しにくい。
5. 硬口蓋音 ― 両唇音
✅ 正しい。調音点が大きく異なり口形で識別可能(=正答)。

【試験対策ポイント】

読話で頼れるのは「見える調音点」。両唇音(口を閉じる)は最も視認しやすい。有声/無声・鼻音/非鼻音・破裂/摩擦は口の中や声帯の違いで、口形からは判別困難。視覚的に区別できる対比を選ぶ。

✍️ この解説の執筆・監修

現役の言語聴覚士が、臨床の経験と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて執筆・監修しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・修正したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

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