第17回 言語聴覚士国家試験 第107問
臨床神経学第17回
第17回 言語聴覚士国家試験 第107問(臨床神経学)の正答は 2 です。脳・神経系の発生異常の誤った組合せを問う。
問題
誤っている組合せはどれか。
- 1.神経細胞遊走障害 ― 滑脳症
- 2.前脳分化障害 ― 脳 瘤 ✓
- 3.神経管閉鎖不全 ― 二分脊椎
- 4.中脳水道閉鎖 ― 水頭症
- 5.頭蓋骨早期閉鎖 ― 小頭症
正答:2番
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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)
初回正答率 36.7%難問
120人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:2番 — 脳瘤は神経管閉鎖不全であり、前脳分化障害との組合せが誤り
脳・神経系の発生異常の誤った組合せを問う。脳瘤(頭蓋から脳組織が脱出する病変)は神経管閉鎖不全による神経管欠損で、前脳分化障害(全前脳胞症など)の結果ではない。
【各選択肢の解説】
1. 神経細胞遊走障害 ― 滑脳症
✅ 正しい。神経細胞の移動障害で脳表が平滑になる。
✅ 正しい。神経細胞の移動障害で脳表が平滑になる。
2. 前脳分化障害 ― 脳 瘤
❌ 誤り(=正答)。脳瘤は神経管閉鎖不全による。前脳分化障害は全前脳胞症など。正しくは前脳分化障害―全前脳胞症、神経管閉鎖不全―脳瘤の組合せである。
❌ 誤り(=正答)。脳瘤は神経管閉鎖不全による。前脳分化障害は全前脳胞症など。正しくは前脳分化障害―全前脳胞症、神経管閉鎖不全―脳瘤の組合せである。
3. 神経管閉鎖不全 ― 二分脊椎
✅ 正しい。尾側の閉鎖不全による。
✅ 正しい。尾側の閉鎖不全による。
4. 中脳水道閉鎖 ― 水頭症
✅ 正しい。髄液の通過障害で水頭症となる。
✅ 正しい。髄液の通過障害で水頭症となる。
5. 頭蓋骨早期閉鎖 ― 小頭症
✅ 正しい。早期癒合で頭蓋の成長が妨げられる。
✅ 正しい。早期癒合で頭蓋の成長が妨げられる。
【試験対策ポイント】
神経管閉鎖不全=無脳症・二分脊椎・脳瘤(髄膜瘤)など、閉鎖の失敗による欠損。前脳分化(腹側化)障害=全前脳胞症。神経細胞遊走障害=滑脳症。発生のどの段階の障害かで疾患が決まる。脳瘤を分化障害と結びつけた組合せが誤り。
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