第17回 言語聴覚士国家試験 第112問
臨床神経学第17回
第17回 言語聴覚士国家試験 第112問(臨床神経学)の正答は 5 です。神経筋疾患と特徴の正しい組合せを問う。
問題
正しい組合せはどれか。
a.重症筋無力症 ― CK高値
b.多発性筋炎 ― テンシロンテスト陽性
c.デュシェンヌ型筋ジストロフィー ― 抗アセチルコリン受容体抗体陽性
d.筋無力症様症候群 ― 易疲労性
e.ミトコンドリア脳筋症 ― 難 聴
1. a,b 2. a,e 3. b,c 4. c,d 5. d,e
正答:5番
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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)
初回正答率 38.6%難問
114人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:5番 — ランバート・イートン症候群は易疲労性、ミトコンドリア脳筋症は難聴を伴う
神経筋疾患と特徴の正しい組合せを問う。筋無力症様症候群(ランバート・イートン症候群)は易疲労性を呈し、ミトコンドリア脳筋症は難聴などの多臓器症状を伴う。d・eが正しい。
【各選択肢の解説】
a. 重症筋無力症 ― CK高値
❌ 誤り。CKは正常で、抗アセチルコリン受容体抗体が陽性。正しくは重症筋無力症―抗アセチルコリン受容体抗体陽性・テンシロンテスト陽性の組合せである。
❌ 誤り。CKは正常で、抗アセチルコリン受容体抗体が陽性。正しくは重症筋無力症―抗アセチルコリン受容体抗体陽性・テンシロンテスト陽性の組合せである。
b. 多発性筋炎 ― テンシロンテスト陽性
❌ 誤り。テンシロンテスト陽性は重症筋無力症。多発性筋炎はCK高値。正しくは多発性筋炎―CK高値の組合せである。
❌ 誤り。テンシロンテスト陽性は重症筋無力症。多発性筋炎はCK高値。正しくは多発性筋炎―CK高値の組合せである。
c. デュシェンヌ型筋ジストロフィー ― 抗アセチルコリン受容体抗体陽性
❌ 誤り。ジストロフィン欠損が本態で、同抗体は無関係。正しくはデュシェンヌ型筋ジストロフィー―CK著明高値の組合せである。
❌ 誤り。ジストロフィン欠損が本態で、同抗体は無関係。正しくはデュシェンヌ型筋ジストロフィー―CK著明高値の組合せである。
d. 筋無力症様症候群 ― 易疲労性
✅ 正しい。ランバート・イートン症候群で易疲労性を示す。
✅ 正しい。ランバート・イートン症候群で易疲労性を示す。
e. ミトコンドリア脳筋症 ― 難 聴
✅ 正しい。感音難聴など多臓器症状を伴う。
✅ 正しい。感音難聴など多臓器症状を伴う。
→ 正しいのはd・eで、5番が正答となる。
【試験対策ポイント】
神経筋疾患の検査所見を対応づける。重症筋無力症=抗AChR抗体陽性・テンシロンテスト陽性・CK正常、多発性筋炎=CK高値、デュシェンヌ型筋ジス=ジストロフィン欠損・CK著明高値、ランバート・イートン=易疲労性(運動で一時改善)、ミトコンドリア脳筋症=難聴・脳卒中様発作など多臓器。疾患と特異的所見を取り違えないこと。
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