第17回 言語聴覚士国家試験 第119問
第17回 言語聴覚士国家試験 第119問(呼吸系)の正答は 3 です。喉頭の検査について正しいものを問う。
- 1.直達鏡検査は頚部を伸展できない場合に有用である。
- 2.喉頭ストロボスコピーは発声困難な場合に有用である。
- 3.針筋電図は内喉頭筋の評価に有用である。 ✓
- 4.空気力学的検査は声帯の隆起性病変の診断に有用である。
- 5.パラトグラフィは嚥下時の喉頭閉鎖の評価に有用である。
正答:3番
初回正答率 48.6%難問
74人の初回解答から算出(2026年8月1日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
喉頭の検査について正しいものを問う。針筋電図(喉頭筋電図)は内喉頭筋に針電極を刺し、神経筋の活動を記録するもので、反回神経麻痺など内喉頭筋の評価に有用である。
【各選択肢の解説】
1.直達鏡検査は頚部を伸展できない場合に有用である:❌誤り。硬性の直達鏡は頚部の伸展を要する。
2.喉頭ストロボスコピーは発声困難な場合に有用である:❌誤り。安定した規則的な声帯振動(発声)が必要。
3.針筋電図は内喉頭筋の評価に有用である:✅正答。内喉頭筋の神経筋活動を評価できる。
4.空気力学的検査は声帯の隆起性病変の診断に有用である:❌誤り。隆起性病変は内視鏡で観察する。空気力学的検査は呼気流・声門抵抗などの評価。
5.パラトグラフィは嚥下時の喉頭閉鎖の評価に有用である:❌誤り。パラトグラフィは構音時の舌と口蓋の接触を調べる。
【試験対策ポイント】
喉頭・発声の検査の目的を整理する。針筋電図=内喉頭筋の神経筋評価(麻痺の鑑別)、ストロボスコピー=声帯粘膜波動の観察(安定発声が前提)、空気力学的検査=呼気流率・声門下圧など、内視鏡=隆起性病変の観察、パラトグラフィ=構音時の舌・口蓋接触。各検査が「何を・どう測るか」を対応づける。
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