第17回 言語聴覚士国家試験 第119問
呼吸系第17回
第17回 言語聴覚士国家試験 第119問(呼吸系)の正答は 3 です。喉頭の検査について正しいものを問う。
問題
喉頭の検査について正しいのはどれか。
- 1.直達鏡検査は頚部を伸展できない場合に有用である。
- 2.喉頭ストロボスコピーは発声困難な場合に有用である。
- 3.針筋電図は内喉頭筋の評価に有用である。 ✓
- 4.空気力学的検査は声帯の隆起性病変の診断に有用である。
- 5.パラトグラフィは嚥下時の喉頭閉鎖の評価に有用である。
正答:3番
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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)
初回正答率 47.7%難問
128人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:3番 — 針筋電図は内喉頭筋の評価に有用である
喉頭の検査について正しいものを問う。針筋電図(喉頭筋電図)は内喉頭筋に針電極を刺し、神経筋の活動を記録するもので、反回神経麻痺など内喉頭筋の評価に有用である。
【各選択肢の解説】
1. 直達鏡検査は頚部を伸展できない場合に有用である。
❌ 誤り。硬性の直達鏡は頚部の伸展を要する。正しくは頚部を伸展できない場合は軟性(ファイバー)喉頭内視鏡が用いられる。
❌ 誤り。硬性の直達鏡は頚部の伸展を要する。正しくは頚部を伸展できない場合は軟性(ファイバー)喉頭内視鏡が用いられる。
2. 喉頭ストロボスコピーは発声困難な場合に有用である。
❌ 誤り。安定した規則的な声帯振動(発声)が必要。正しくはストロボスコピーは規則的な発声を持続できる場合に声帯粘膜波動の観察に有用で、発声困難では評価しにくい。
❌ 誤り。安定した規則的な声帯振動(発声)が必要。正しくはストロボスコピーは規則的な発声を持続できる場合に声帯粘膜波動の観察に有用で、発声困難では評価しにくい。
3. 針筋電図は内喉頭筋の評価に有用である。
✅ 正しい(=正答)。内喉頭筋の神経筋活動を評価できる。
✅ 正しい(=正答)。内喉頭筋の神経筋活動を評価できる。
4. 空気力学的検査は声帯の隆起性病変の診断に有用である。
❌ 誤り。隆起性病変は内視鏡で観察する。空気力学的検査は呼気流・声門抵抗などの評価。正しくは隆起性病変の診断は喉頭内視鏡による観察で行う。
❌ 誤り。隆起性病変は内視鏡で観察する。空気力学的検査は呼気流・声門抵抗などの評価。正しくは隆起性病変の診断は喉頭内視鏡による観察で行う。
5. パラトグラフィは嚥下時の喉頭閉鎖の評価に有用である。
❌ 誤り。パラトグラフィは構音時の舌と口蓋の接触を調べる。正しくは嚥下時の喉頭閉鎖は嚥下内視鏡検査・嚥下造影検査で評価する。
❌ 誤り。パラトグラフィは構音時の舌と口蓋の接触を調べる。正しくは嚥下時の喉頭閉鎖は嚥下内視鏡検査・嚥下造影検査で評価する。
【試験対策ポイント】
喉頭・発声の検査の目的を整理する。針筋電図=内喉頭筋の神経筋評価(麻痺の鑑別)、ストロボスコピー=声帯粘膜波動の観察(安定発声が前提)、空気力学的検査=呼気流率・声門下圧など、内視鏡=隆起性病変の観察、パラトグラフィ=構音時の舌・口蓋接触。各検査が「何を・どう測るか」を対応づける。
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