第27回 言語聴覚士国家試験 第103問
呼吸系第27回
第27回 言語聴覚士国家試験 第103問(呼吸系)の正答は 5 です。正常な嚥下時に食物が通過する部位を問う問題である。
問題
正常嚥下時に食物が通過するのはどれか。
a.喉頭前庭
b.声門
c.上咽頭
d.梨状陥凹
e.喉頭蓋谷
1. a,b 2. a,e 3. b,c 4. c,d 5. d,e
正答:5番
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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)
初回正答率 72.3%やさしい
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同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:5番 — d・e
正常な嚥下時に食物が通過する部位を問う問題である。食塊は咽頭を通る際、喉頭蓋谷(e)から梨状陥凹(d)を経て食道へ向かう。選択肢5が正しい。喉頭内や上咽頭は通常通過しない。
【各選択肢の解説】
a. 喉頭前庭
❌ 喉頭の入口部で、食塊が入れば喉頭侵入・誤嚥となる。正常では通過しない。
❌ 喉頭の入口部で、食塊が入れば喉頭侵入・誤嚥となる。正常では通過しない。
b. 声門
❌ 声帯間の隙間で、食塊が入れば誤嚥となる。正常では通過しない。
❌ 声帯間の隙間で、食塊が入れば誤嚥となる。正常では通過しない。
c. 上咽頭
❌ 鼻の奥(鼻咽腔)で、嚥下時は鼻咽腔閉鎖により食塊は入らない。
❌ 鼻の奥(鼻咽腔)で、嚥下時は鼻咽腔閉鎖により食塊は入らない。
d. 梨状陥凹
✅ 通過する(=正答の一部)。喉頭の左右にある陥凹で、食塊が食道へ向かう通り道となる。
✅ 通過する(=正答の一部)。喉頭の左右にある陥凹で、食塊が食道へ向かう通り道となる。
e. 喉頭蓋谷
✅ 通過する(=正答の一部)。喉頭蓋の前方のくぼみで、食塊が一旦保持され流れる部位である。
✅ 通過する(=正答の一部)。喉頭蓋の前方のくぼみで、食塊が一旦保持され流れる部位である。
【試験対策ポイント】
正常嚥下では、食塊は喉頭蓋谷→梨状陥凹を通って食道へ送られる。喉頭前庭・声門は気道側で、ここを通れば誤嚥。上咽頭は鼻咽腔閉鎖により食塊が入らない。食物の通り道(喉頭蓋谷・梨状陥凹)と気道(喉頭前庭・声門)を区別する。
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