第17回 言語聴覚士国家試験 第127問
心理測定法第17回
第17回 言語聴覚士国家試験 第127問(心理測定法)の正答は 3 です。精神物理学的測定法について正しいものを問う。
問題
正しいのはどれか。
- 1.適応法では増加または減少する比較刺激を順番に提示する。
- 2.上下法では弁別閾を測定することができない。
- 3.恒常法では刺激はランダムに提示される。 ✓
- 4.極限法では絶対閾を測定することができない。
- 5.調整法では空間誤差を避けることができる。
正答:3番
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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)
初回正答率 61.1%標準
113人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:3番 — 恒常法では刺激がランダムに提示される
精神物理学的測定法について正しいものを問う。恒常法では、あらかじめ定めた数段階の刺激をランダムな順序で多数回提示し、反応確率から閾値を求める。
【各選択肢の解説】
1. 適応法では増加または減少する比較刺激を順番に提示する。
❌ 誤り。適応法は被験者の反応に応じて刺激値を調整する。正しくは刺激を一定方向に順番に増減させて提示するのは極限法で、適応法は直前の反応に応じて次の刺激値を決める。
❌ 誤り。適応法は被験者の反応に応じて刺激値を調整する。正しくは刺激を一定方向に順番に増減させて提示するのは極限法で、適応法は直前の反応に応じて次の刺激値を決める。
2. 上下法では弁別閾を測定することができない。
❌ 誤り。上下法(極限法系)で閾値を測定できる。正しくは上下法(階段法)は反応に応じて刺激を上下させる方法で、絶対閾も弁別閾も測定できる。
❌ 誤り。上下法(極限法系)で閾値を測定できる。正しくは上下法(階段法)は反応に応じて刺激を上下させる方法で、絶対閾も弁別閾も測定できる。
3. 恒常法では刺激はランダムに提示される。
✅ 正しい(=正答)。順序効果を避けるためランダム提示する。
✅ 正しい(=正答)。順序効果を避けるためランダム提示する。
4. 極限法では絶対閾を測定することができない。
❌ 誤り。極限法で絶対閾・弁別閾を測定できる。正しくは極限法は上昇系列・下降系列の反応の変わり目から絶対閾も弁別閾も求められる。
❌ 誤り。極限法で絶対閾・弁別閾を測定できる。正しくは極限法は上昇系列・下降系列の反応の変わり目から絶対閾も弁別閾も求められる。
5. 調整法では空間誤差を避けることができる。
❌ 誤り。調整法はむしろ誤差が生じやすい。正しくは調整法でも標準刺激と比較刺激の位置による空間誤差は生じるため、両者の位置を入れ替えて相殺する必要がある。
❌ 誤り。調整法はむしろ誤差が生じやすい。正しくは調整法でも標準刺激と比較刺激の位置による空間誤差は生じるため、両者の位置を入れ替えて相殺する必要がある。
【試験対策ポイント】
精神物理学的測定法=極限法(刺激を漸増・漸減し閾値を求める)・恒常法(複数の刺激値をランダム提示し反応確率から求める)・調整法(被験者自身が刺激を調整)。恒常法は精度が高いが試行数が多い。各法の刺激提示の仕方(順番かランダムか、誰が調整するか)を押さえる。
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