第17回 言語聴覚士国家試験 第128問
心理測定法第17回
第17回 言語聴覚士国家試験 第128問(心理測定法)の正答は 2 です。評定の偏り(バイアス)を問う。
問題
特性の評価を行うとき、被評価者がある側面では望ましい特徴を持っていると、その評価を全体的な評価にまで広げてしまう傾向はどれか。
- 1.中心化効果
- 2.光背効果 ✓
- 3.寛大効果
- 4.期待効果
- 5.天井効果
正答:2番
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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)
初回正答率 47.1%難問
102人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:2番 — ある側面の良さが全体評価に広がる傾向は光背効果
評定の偏り(バイアス)を問う。被評価者がある側面で望ましい特徴をもつと、その印象が全体的な評価にまで広がってしまう傾向を光背効果(ハロー効果)という。
【各選択肢の解説】
1. 中心化効果
❌ 誤り。評定が中央(普通)に偏る傾向。正しくは評定が尺度の中央に集まり、極端な評価を避ける傾向である。
❌ 誤り。評定が中央(普通)に偏る傾向。正しくは評定が尺度の中央に集まり、極端な評価を避ける傾向である。
2. 光背効果
✅ 正しい(=正答)。一部の良い印象が全体評価に波及する。
✅ 正しい(=正答)。一部の良い印象が全体評価に波及する。
3. 寛大効果
❌ 誤り。全体に甘い(高め)評定をする傾向。正しくは望ましい特性を実際より甘く(高く)評定する傾向で、一側面の印象の波及ではない。
❌ 誤り。全体に甘い(高め)評定をする傾向。正しくは望ましい特性を実際より甘く(高く)評定する傾向で、一側面の印象の波及ではない。
4. 期待効果
❌ 誤り。評価者の期待が結果に影響する(ピグマリオン効果)。正しくは評価者・教師の期待が相手の成績や行動を変える現象である。
❌ 誤り。評価者の期待が結果に影響する(ピグマリオン効果)。正しくは評価者・教師の期待が相手の成績や行動を変える現象である。
5. 天井効果
❌ 誤り。測定値が上限近くに偏り差が出にくい現象。正しくは検査が易しすぎて得点が上限付近に集まり、差を検出できない測定上の現象である。
❌ 誤り。測定値が上限近くに偏り差が出にくい現象。正しくは検査が易しすぎて得点が上限付近に集まり、差を検出できない測定上の現象である。
【試験対策ポイント】
評定バイアスを整理する。光背(ハロー)効果=一側面の印象が全体に広がる、中心化傾向=中央に偏る、寛大効果=甘く評価、期待(ピグマリオン)効果=期待が結果を左右、天井・床効果=測定値が上限・下限に偏る。「一部の特徴→全体評価」が光背効果のキーワード。
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