STカコモン言語聴覚士国家試験 過去問・解説

第17回 言語聴覚士国家試験 第139問

音響学第17回

第17回 言語聴覚士国家試験 第139問(音響学)の正答は 4 です。両唇鼻音[m]の音響特徴として誤っているものを問う。

STワンコイン模試 第1回 申込受付中 ― 本試験まるごと1回(午前100・午後100問)が500円。受験開始7/15・基準日8/22。
問題
[m]の音響特徴として誤っているのはどれか。
  1. 1.アンチホルマントが存在する。
  2. 2.鼻音ホルマントが存在する。
  3. 3.口腔の共鳴特性が関与する。
  4. 4.鼻腔と口唇からの音声波が放射される。
  5. 5.音源は声門だけに存在する。

正答:4番

次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。記録は残りません — 記録・弱点分析つきは無料アプリ
スポンサーリンク
解説
■ 正答:4番 — [m]は両唇を閉じるため口唇から音声波は放射されない

両唇鼻音[m]の音響特徴として誤っているものを問う。[m]は両唇を閉鎖して鼻腔へ気流を通す音なので、音声波は鼻腔から放射され、口唇からは放射されない。


【各選択肢の解説】
1.アンチホルマントが存在する:❌正しい。鼻音には反共鳴(アンチホルマント)がみられる。
2.鼻音ホルマントが存在する:❌正しい。鼻腔共鳴による低い鼻音ホルマント。
3.口腔の共鳴特性が関与する:❌正しい。閉じた口腔が分岐共鳴として影響する。
4.鼻腔と口唇からの音声波が放射される:✅誤り(=正答)。両唇閉鎖のため口唇からは放射されない
5.音源は声門だけに存在する:❌正しい。有声鼻音で音源は声帯振動。


【試験対策ポイント】
鼻音[m]=両唇閉鎖+軟口蓋下降で鼻腔へ気流を通す有声音。音源は声帯(声門)、放射口は鼻腔(口唇は閉じている)。鼻腔共鳴で鼻音ホルマントが生じ、閉じた口腔の分岐により反共鳴(アンチホルマント)が現れる。放射が「鼻腔のみ」である点が誤答の見抜きどころ。

✍️ この解説の執筆・監修

現役の言語聴覚士(ST養成校教員)が、臨床・国家試験教育の経験と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて執筆・監修しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・修正したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

編集・監修方針を見る →

📘 STカコモンの有料教材

この問題でつまずいた範囲は、ST国試ノートでまとめて復習。過去問だけでは埋まらない「なぜそうなるか」を、頻出ポイントに絞って体系的に読めます。現役STが作った買い切り教材です。

ST国試ノート ― 頻出だけをぎゅっと一冊に。買い切り850円・印刷すればA4で170ページ。現役STが過去14年・2,800問をAI分析。 ▶ この範囲のノートを開く(買い切り850円)
スポンサーリンク

関連

▶ 第17回 全問一覧

▶ 音響学 の過去問一覧

スポンサーリンク