STカコモン言語聴覚士国家試験 過去問・解説

第17回 言語聴覚士国家試験 第140問

音響学第17回

第17回 言語聴覚士国家試験 第140問(音響学)の正答は 1 です。広帯域サウンドスペクトログラムから対応する語を読み取る問題。

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問題
成人男性の広帯域サウンドスペクトグラムを示す。対応する語はどれか。
  1. 1.あし(足)
  2. 2.あね(姉)
  3. 3.いぬ(犬)
  4. 4.いそ(磯)
  5. 5.えだ(枝) (別図添付)
第17回第140問 図

正答:1番

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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)

初回正答率 43.1%難問

58人の初回解答から算出(2026年8月1日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:1番 — スペクトログラムは「あし(足)」を示す

広帯域サウンドスペクトログラムから対応する語を読み取る問題。前半は明瞭なホルマントをもつ母音[a]、中央に5kHz付近まで広がる広帯域の摩擦雑音[ʃ]、後半は第2ホルマントの高い母音[i]がみられ、「あし(足)」に対応する。


【各選択肢の解説】
1.あし(足):✅正答。母音[a]+摩擦音[ʃ]+母音[i]の並びと一致する。
2.あね(姉):❌誤り。中央が鼻音[n]なら低い鼻音成分となり、広帯域雑音は出ない。
3.いぬ(犬):❌誤り。鼻音[n]を含み、開始母音も[i]で第2ホルマントが高いはず。
4.いそ(磯):❌誤り。摩擦音は含むが、開始母音[i]・終母音[o]のパターンが合わない。
5.えだ(枝):❌誤り。破裂音[d]による空白とバーストがみられるはずで雑音帯と合わない。


【試験対策ポイント】
スペクトログラム読図の要点=母音はホルマント(縞模様)、摩擦音は高域に広がる不規則な雑音帯、鼻音は弱い低域成分、破裂音は無音区間+バースト。母音は第1・第2ホルマントの高さで判別する([a]はF1高め、[i]はF2高い)。子音区間の見え方(雑音帯か無音か鼻音成分か)と前後の母音から語を同定する。

✍️ この解説の執筆・監修

現役の言語聴覚士(ST養成校教員)が、臨床・国家試験教育の経験と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて執筆・監修しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・修正したうえで公開しています。

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