STカコモン言語聴覚士国家試験 過去問・解説

第17回 言語聴覚士国家試験 第146問

言語発達学第17回

第17回 言語聴覚士国家試験 第146問(言語発達学)の正答は 2 です。ひらがなの読み書きの発達について正しいものを問う。

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問題
ひらがなの読み書きの発達について正しいのはどれか。
  1. 1.話しことばとは別の系として発達する。
  2. 2.音と文字との対応規則の理解が必要である。 ✓
  3. 3.特殊モーラの中では撥音習得が最も遅い。
  4. 4.読みの習得時期がその後の読解能力を決定する。
  5. 5.初期には読み返しながら作文する。

正答:2番

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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)

初回正答率 55.9%標準

143人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:2番 — ひらがな習得には音と文字の対応規則の理解が必要

ひらがなの読み書きの発達について正しいものを問う。ひらがなの習得には、音(モーラ)と文字を結びつける対応規則の理解が必要であり、その基盤として音韻意識の発達が関わる。


【各選択肢の解説】

1. 話しことばとは別の系として発達する。
❌ 誤り。話しことば(音韻)を基盤として発達する。正しくは話しことばと音韻意識を土台にして発達する。
2. 音と文字との対応規則の理解が必要である。
✅ 正しい(=正答)。書記素と音の対応の習得が要となる。
3. 特殊モーラの中では撥音習得が最も遅い。
❌ 誤り。撥音は比較的早く、長音・促音・拗音の表記が遅れやすい。正しくは特殊モーラの中で撥音は早く習得され、拗音・促音・長音の表記が遅れる。
4. 読みの習得時期がその後の読解能力を決定する。
❌ 誤り。習得時期だけで読解力が決まるわけではない。正しくは読解能力は語彙・文法・推論などの言語能力に左右され、読みの習得時期だけでは決まらない。
5. 初期には読み返しながら作文する。
❌ 誤り。初期は読み返しながらの作文は難しい。正しくは初期は文字を書くことに注意が向き、読み返し(推敲)は書字が自動化してからできるようになる。

【試験対策ポイント】
ひらがな習得の基盤=音韻意識(音を分解・操作する力)と、音(モーラ)と文字の対応規則の理解。話しことばを土台に発達する。特殊モーラ(長音・促音・拗音)の表記は習得が遅れやすい(撥音は比較的早い)。「音と文字の対応」が読み書き習得の核心。

✍️ この解説の執筆・監修

現役の言語聴覚士が、臨床の経験と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて執筆・監修しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・修正したうえで公開しています。

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