STカコモン言語聴覚士国家試験 過去問・解説

第17回 言語聴覚士国家試験 第156問

高次脳機能障害第17回

第17回 言語聴覚士国家試験 第156問(高次脳機能障害)の正答は 3 です。古典型純粋失読に合併しやすいものを問う。

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問題
古典型純粋失読に合併しやすいのはどれか。
  1. 1.失 算
  2. 2.手指失認
  3. 3.色名呼称障害
  4. 4.半側空間無視
  5. 5.観念運動性失行

正答:3番

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解説
■ 正答:3番 — 古典型純粋失読には色名呼称障害が合併しやすい

古典型純粋失読に合併しやすいものを問う。純粋失読は左後頭葉と脳梁膨大部の障害で生じ、同じ機序で視覚情報が言語野に届きにくくなるため、色名呼称障害(色名失語)を合併しやすい。


【各選択肢の解説】
1.失算:❌誤り。ゲルストマン症候群(左頭頂葉角回)の症状。
2.手指失認:❌誤り。ゲルストマン症候群の症状。
3.色名呼称障害:✅正答。純粋失読と同じ病巣で合併しやすい。
4.半側空間無視:❌誤り。右頭頂葉病変で多い。
5.観念運動性失行:❌誤り。左頭頂葉病変による。


【試験対策ポイント】
純粋失読=左後頭葉+脳梁膨大部の離断で、視覚情報が左言語野に到達せず「書けるのに読めない」状態。同じ機序で色の視覚情報も言語野に届きにくく、色名呼称障害を伴いやすい(右同名半盲も合併しやすい)。ゲルストマン症候群(失算・手指失認・左右失認・失書)とは病巣が異なる点を区別する。

✍️ この解説の執筆・監修

現役の言語聴覚士(ST養成校教員)が、臨床・国家試験教育の経験と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて執筆・監修しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・修正したうえで公開しています。

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