第17回 言語聴覚士国家試験 第17問
臨床歯科医学/口腔外科学第17回
第17回 言語聴覚士国家試験 第17問(臨床歯科医学/口腔外科学)の正答は 1 です。う蝕(むし歯)に関する正しい記述を問う。
問題
う蝕について正しいのはどれか。
- 1.う蝕の侵襲に対する免疫防衛機構は弱い。 ✓
- 2.小窩裂溝より平滑面に好発する。
- 3.深く進行すれば辺縁性歯周炎を起こす。
- 4.う蝕症2度は病変が歯髄腔まで達している状態をいう。
- 5.治療は歯質の再石灰化が中心となる。
正答:1番
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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)
初回正答率 30.1%難問
136人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:1番 — う蝕に対する免疫防衛機構は弱い
う蝕(むし歯)に関する正しい記述を問う。歯のエナメル質・象牙質は血管・神経を欠く硬組織で、免疫細胞が及びにくいため、う蝕の進行に対する生体の免疫防衛機構は弱い。
【各選択肢の解説】
1. う蝕の侵襲に対する免疫防衛機構は弱い
✅ 正しい(=正答)。歯質は無血管で免疫が及びにくい。
✅ 正しい(=正答)。歯質は無血管で免疫が及びにくい。
2. 小窩裂溝より平滑面に好発する
❌ 誤り。正しくは逆で、汚れが溜まりやすい小窩裂溝に好発する。
❌ 誤り。正しくは逆で、汚れが溜まりやすい小窩裂溝に好発する。
3. 深く進行すれば辺縁性歯周炎を起こす
❌ 誤り。辺縁性歯周炎はプラーク由来で歯肉側から起こる。正しくは歯髄炎を経て根尖性歯周炎を起こす。
❌ 誤り。辺縁性歯周炎はプラーク由来で歯肉側から起こる。正しくは歯髄炎を経て根尖性歯周炎を起こす。
4. う蝕症2度は病変が歯髄腔まで達している状態をいう
❌ 誤り。正しくは2度は象牙質まで、歯髄に達するのは3度。
❌ 誤り。正しくは2度は象牙質まで、歯髄に達するのは3度。
5. 治療は歯質の再石灰化が中心となる
❌ 誤り。初期う蝕では再石灰化を図る。正しくは進行したう蝕の治療は病巣の除去・修復が中心。
❌ 誤り。初期う蝕では再石灰化を図る。正しくは進行したう蝕の治療は病巣の除去・修復が中心。
【試験対策ポイント】
う蝕は「歯質が酸で脱灰される疾患」で、無血管の硬組織ゆえ免疫が働きにくく自然治癒しにくい。好発部位は小窩裂溝、進行度はエナメル質(1度)→象牙質(2度)→歯髄(3度)→残根(4度)。進行すると歯髄炎→根尖性歯周炎へ。初期は再石灰化、進行例は修復が原則。
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