第17回 言語聴覚士国家試験 第17問
第17回 言語聴覚士国家試験 第17問(臨床歯科医学/口腔外科学)の正答は 1 です。う蝕(むし歯)に関する正しい記述を問う。
- 1.う蝕の侵襲に対する免疫防衛機構は弱い。 ✓
- 2.小窩裂溝より平滑面に好発する。
- 3.深く進行すれば辺縁性歯周炎を起こす。
- 4.う蝕症2度は病変が趾髄腔まで達している状態をいう。
- 5.治療は脂質の再石灰化が中心となる。
正答:1番
初回正答率 32.9%難問
85人の初回解答から算出(2026年8月1日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
う蝕(むし歯)に関する正しい記述を問う。歯のエナメル質・象牙質は血管・神経を欠く硬組織で、免疫細胞が及びにくいため、う蝕の進行に対する生体の免疫防衛機構は弱い。
【各選択肢の解説】
1.う蝕の侵襲に対する免疫防衛機構は弱い:✅正答。歯質は無血管で免疫が及びにくい。
2.小窩裂溝より平滑面に好発する:❌誤り。逆で、汚れが溜まりやすい小窩裂溝に好発する。
3.深く進行すれば辺縁性歯周炎を起こす:❌誤り。歯髄炎を経て根尖性歯周炎を起こす(辺縁性歯周炎はプラーク由来)。
4.う蝕症2度は病変が歯髄腔まで達している状態をいう:❌誤り。2度は象牙質まで、歯髄に達するのは3度以降。
5.治療は歯質の再石灰化が中心となる:❌誤り。初期う蝕では再石灰化を図るが、進行したう蝕の治療は除去・修復が中心。
【試験対策ポイント】
う蝕は「歯質が酸で脱灰される疾患」で、無血管の硬組織ゆえ免疫が働きにくく自然治癒しにくい。好発部位は小窩裂溝、進行度はエナメル質(1度)→象牙質(2度)→歯髄(3度)→残根(4度)。進行すると歯髄炎→根尖性歯周炎へ。初期は再石灰化、進行例は修復が原則。
この問題の初回正答率は32.9%——受験者の67%が落としています。この範囲(臨床歯科医学/口腔外科学)は買い切りのST国試ノート(¥850)の棚には入っていません。まずは同じ科目だけを続けて解いて、どこが抜けているかを出すのが早道です。
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