第17回 言語聴覚士国家試験 第170問
第17回 言語聴覚士国家試験 第170問(言語発達障害学)の正答は 3 です。前言語期の幼児に対する指導で適切でないものを問う。
正答:3番
初回正答率 69.2%やさしい
107人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
前言語期の幼児に対する指導で適切でないものを問う。前言語期はまだ意味のあることばが出ていない段階で、音声の復唱や絵カードによる呼称といった言語表出を求める課題は適していない。b・cが該当する。
【各選択肢の解説】
a.見本合わせ課題を実施する。
✅ 適切。マッチングなど認知の基礎を育てる。
b.音声を復唱させる。
❌ 適切でない(=正答の一つ)。前言語期に発話の復唱は難しい。正しくは前言語期には発声や動作のやりとり・模倣遊びを通じて伝達の基盤を育てる。
c.絵カードによる呼称を練習する。
❌ 適切でない(=正答の一つ)。呼称は言語表出が出てからの課題。正しくは前言語期には事物と絵のマッチングなど理解の基盤づくりを行う。
d.動作模倣を促す。
✅ 適切。模倣は前言語期の重要な基盤。
e.音楽に合わせて身体を動かす。
✅ 適切。やりとり・リズムを通じた関わり。
→ 適切でないのはb・cで、3番が正答となる。
【試験対策ポイント】
前言語期の指導は、共同注意・模倣・やりとり・マッチングなど、ことば以前の基盤づくりが中心。動作模倣や音楽を介した関わり、見本合わせは適する。一方、音声の復唱や絵カードの呼称といった言語表出を直接求める課題は、発達段階に合わず適さない。発達段階に対する課題の妥当性で判断する。
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