第17回 言語聴覚士国家試験 第174問
第17回 言語聴覚士国家試験 第174問(呼吸系)の正答は 5 です。正常な発声について誤っているものを問う。
- 1.裏声の声門開放率は地声に比べて高い。
- 2.声門下圧が高くなると声の強さが増す。
- 3.発声時の声門下圧は声門上圧に比べて高い。
- 4.1秒あたりの声帯振動数は声の基本周波数に等しい。
- 5.呼気流が減少すると声の基本周波数は高くなる。 ✓
正答:5番
初回正答率 43.1%難問
65人の初回解答から算出(2026年8月1日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
正常な発声について誤っているものを問う。声の基本周波数は声帯の長さ・張力・質量で決まる。呼気流(声門下圧)が減少すると主に声の強さ(音圧)が低下するのであって、基本周波数が高くなるわけではない。
【各選択肢の解説】
1.裏声の声門開放率は地声に比べて高い:❌正しい。裏声では声門の開いている割合が大きい。
2.声門下圧が高くなると声の強さが増す:❌正しい。声門下圧の上昇で音圧が増す。
3.発声時の声門下圧は声門上圧に比べて高い:❌正しい。下から押し上げる圧の方が高い。
4.1秒あたりの声帯振動数は声の基本周波数に等しい:❌正しい。振動数(Hz)=基本周波数。
5.呼気流が減少すると声の基本周波数は高くなる:✅誤り(=正答)。呼気流の減少は主に声の強さを下げる。
【試験対策ポイント】
声の基本周波数(高さ)は主に声帯の張力・長さ・質量で調節され、輪状甲状筋による伸展で上がる。声門下圧・呼気流は主に声の強さ(音圧)を左右する(圧が高い=強い声)。「圧・呼気流=強さ、声帯の張力・長さ=高さ」と決定要因を切り分ける。
この問題の初回正答率は43.1%——受験者の57%が落としています。この範囲(呼吸系)は買い切りのST国試ノート(¥850)の棚には入っていません。まずは同じ科目だけを続けて解いて、どこが抜けているかを出すのが早道です。
▶ 「呼吸系」だけを無料アプリで演習する失語症・嚥下・聴覚・高次脳など22科目は買い切りのST国試ノート(¥850)にあります。収録科目を見る →
基礎医学・総論を含む全科目のノートは、伴走型のST既卒プレミアムに収録しています(9月7日スタート・以降も随時受付)。
🗺️ ST-Toolbox の無料サービス リハ就職マップ | STの就職先を公的データから探す 見学先を選ぶときにまず知りたいのは「そこがどの分野をやっているか」。届出内容から分かる領域(成人・小児・聴覚・生活期(介護施設))と、住所を入れての通勤時間で絞り込めます。全国14,201か所・登録不要。求人が出ていない施設も最初から載っています。 別タブでさがす →