STカコモン言語聴覚士国家試験 過去問・解説

第17回 言語聴覚士国家試験 第174問

呼吸系第17回

第17回 言語聴覚士国家試験 第174問(呼吸系)の正答は 5 です。正常な発声について誤っているものを問う。

STワンコイン模試 第1回 申込受付中 ― 本試験まるごと1回(午前100・午後100問)が500円。受験開始7/15・基準日8/22。
問題
正常な発声について誤っているのはどれか。
  1. 1.裏声の声門開放率は地声に比べて高い。
  2. 2.声門下圧が高くなると声の強さが増す。
  3. 3.発声時の声門下圧は声門上圧に比べて高い。
  4. 4.1秒あたりの声帯振動数は声の基本周波数に等しい。
  5. 5.呼気流が減少すると声の基本周波数は高くなる。

正答:5番

次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。記録は残りません — 記録・弱点分析つきは無料アプリ
スポンサーリンク
解説
■ 正答:5番 — 呼気流が減少しても声の基本周波数は高くならない

正常な発声について誤っているものを問う。声の基本周波数は声帯の長さ・張力・質量で決まる。呼気流(声門下圧)が減少すると主に声の強さ(音圧)が低下するのであって、基本周波数が高くなるわけではない。


【各選択肢の解説】
1.裏声の声門開放率は地声に比べて高い:❌正しい。裏声では声門の開いている割合が大きい。
2.声門下圧が高くなると声の強さが増す:❌正しい。声門下圧の上昇で音圧が増す。
3.発声時の声門下圧は声門上圧に比べて高い:❌正しい。下から押し上げる圧の方が高い。
4.1秒あたりの声帯振動数は声の基本周波数に等しい:❌正しい。振動数(Hz)=基本周波数。
5.呼気流が減少すると声の基本周波数は高くなる:✅誤り(=正答)。呼気流の減少は主に声の強さを下げる。


【試験対策ポイント】
声の基本周波数(高さ)は主に声帯の張力・長さ・質量で調節され、輪状甲状筋による伸展で上がる。声門下圧・呼気流は主に声の強さ(音圧)を左右する(圧が高い=強い声)。「圧・呼気流=強さ、声帯の張力・長さ=高さ」と決定要因を切り分ける。

✍️ この解説の執筆・監修

現役の言語聴覚士(ST養成校教員)が、臨床・国家試験教育の経験と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて執筆・監修しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・修正したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

編集・監修方針を見る →

📘 STカコモンの有料教材

この問題でつまずいた範囲は、ST国試ノートでまとめて復習。過去問だけでは埋まらない「なぜそうなるか」を、頻出ポイントに絞って体系的に読めます。現役STが作った買い切り教材です。

ST国試ノート ― 頻出だけをぎゅっと一冊に。買い切り850円・印刷すればA4で170ページ。現役STが過去14年・2,800問をAI分析。 ▶ この範囲のノートを開く(買い切り850円)
スポンサーリンク

関連

▶ 第17回 全問一覧

▶ 呼吸系 の過去問一覧

スポンサーリンク