STカコモン言語聴覚士国家試験 過去問・解説

第17回 言語聴覚士国家試験 第174問

呼吸系第17回

第17回 言語聴覚士国家試験 第174問(呼吸系)の正答は 5 です。正常な発声について誤っているものを問う。

STワンコイン模試 ― 本試験まるごと1回(午前100・午後100問)が500円。申込・受験に締切なし、いつ受けても順位と本試験換算をその都度集計。次回は第2回 基準日2026年11月21日。
問題
正常な発声について誤っているのはどれか。
  1. 1.裏声の声門開放率は地声に比べて高い。
  2. 2.声門下圧が高くなると声の強さが増す。
  3. 3.発声時の声門下圧は声門上圧に比べて高い。
  4. 4.1秒あたりの声帯振動数は声の基本周波数に等しい。
  5. 5.呼気流が減少すると声の基本周波数は高くなる。

正答:5番

次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。記録は残りません — 記録・弱点分析つきは無料アプリ
この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)

初回正答率 43.1%難問

65人の初回解答から算出(2026年8月1日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

スポンサーリンク(広告)
解説
■ 正答:5番 — 呼気流が減少しても声の基本周波数は高くならない

正常な発声について誤っているものを問う。声の基本周波数は声帯の長さ・張力・質量で決まる。呼気流(声門下圧)が減少すると主に声の強さ(音圧)が低下するのであって、基本周波数が高くなるわけではない。


【各選択肢の解説】
1.裏声の声門開放率は地声に比べて高い:❌正しい。裏声では声門の開いている割合が大きい。
2.声門下圧が高くなると声の強さが増す:❌正しい。声門下圧の上昇で音圧が増す。
3.発声時の声門下圧は声門上圧に比べて高い:❌正しい。下から押し上げる圧の方が高い。
4.1秒あたりの声帯振動数は声の基本周波数に等しい:❌正しい。振動数(Hz)=基本周波数。
5.呼気流が減少すると声の基本周波数は高くなる:✅誤り(=正答)。呼気流の減少は主に声の強さを下げる。


【試験対策ポイント】
声の基本周波数(高さ)は主に声帯の張力・長さ・質量で調節され、輪状甲状筋による伸展で上がる。声門下圧・呼気流は主に声の強さ(音圧)を左右する(圧が高い=強い声)。「圧・呼気流=強さ、声帯の張力・長さ=高さ」と決定要因を切り分ける。

✍️ この解説の執筆・監修

現役の言語聴覚士(ST養成校教員)が、臨床・国家試験教育の経験と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて執筆・監修しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・修正したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

編集・監修方針を見る →

📗 この範囲の次の一歩

この問題の初回正答率は43.1%——受験者の57%が落としています。この範囲(呼吸系)は買い切りのST国試ノート(¥850)の棚には入っていません。まずは同じ科目だけを続けて解いて、どこが抜けているかを出すのが早道です。

▶ 「呼吸系」だけを無料アプリで演習する

失語症・嚥下・聴覚・高次脳など22科目は買い切りのST国試ノート(¥850)にあります。収録科目を見る →

基礎医学・総論を含む全科目のノートは、伴走型のST既卒プレミアムに収録しています(9月7日スタート・以降も随時受付)。

既卒・浪人の方へ 解く力はあるのに、一人だと計画が崩れる——そんな人のための伴走型プログラム「ST既卒プレミアム」。あなた専用のロードマップと、毎週届く「今やること」で、次の国試まで隣を走ります。2026年9月7日スタート・以降も随時受付。お申し込みから8日以内なら全額返金。 詳しく見る ▶
スポンサーリンク(広告)

🗺️ ST-Toolbox の無料サービス リハ就職マップ | STの就職先を公的データから探す 見学先を選ぶときにまず知りたいのは「そこがどの分野をやっているか」。届出内容から分かる領域(成人・小児・聴覚・生活期(介護施設))と、住所を入れての通勤時間で絞り込めます。全国14,201か所・登録不要。求人が出ていない施設も最初から載っています。 別タブでさがす →
関連

▶ 第17回 全問一覧

▶ 呼吸系 の過去問一覧

スポンサーリンク(広告)