第17回 言語聴覚士国家試験 第177問
第17回 言語聴覚士国家試験 第177問(運動障害性構音障害)の正答は 2 です。運動障害性構音障害で発話明瞭度を改善する方法でないものを問う。
- 1.発声訓練
- 2.語音弁別訓練 ✓
- 3.発話速度の調節
- 4.プロソディ訓練
- 5.構音機関の運動訓練
正答:2番
初回正答率 63.4%標準
131人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
運動障害性構音障害で発話明瞭度を改善する方法でないものを問う。語音弁別訓練は聴覚的に音を聞き分ける訓練であり、運動の障害である構音障害の明瞭度改善には直接寄与しない。
【各選択肢の解説】
1.発声訓練
❌ 改善法である。発声の安定が明瞭度を支える。正しくは発話明瞭度を改善する方法の一つである。
2.語音弁別訓練
✅ 改善法でない(=正答)。聴覚的弁別の訓練で、構音運動の改善ではない。
3.発話速度の調節
❌ 改善法である。速度を落として明瞭度を高める。正しくは発話明瞭度を改善する代表的な方法である。
4.プロソディ訓練
❌ 改善法である。リズム・抑揚を整え聞き取りやすくする。正しくは発話明瞭度・自然度の改善に用いる。
5.構音機関の運動訓練
❌ 改善法である。構音器官の運動を改善する。正しくは発話明瞭度を改善する方法の一つである。
【試験対策ポイント】
運動障害性構音障害(dysarthria)は構音にかかわる運動の障害で、介入は運動面が中心=発声・構音器官の運動訓練、発話速度の調節、プロソディ訓練。語音弁別は聴覚的識別の課題で、語音認知の問題に対する訓練であり、運動の明瞭度改善とは目的が異なる。「運動の障害には運動の訓練」で見分ける。
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