第17回 言語聴覚士国家試験 第178問
第17回 言語聴覚士国家試験 第178問(機能性構音障害)の正答は 3 です。鼻咽腔構音は、口腔への呼気の通り道がふさがり、鼻咽腔で雑音を作って鼻から呼気が出る異常構音である。
- 1.喉頭の脱力
- 2.奥舌の挙上
- 3.外鼻孔の閉鎖 ✓
- 4.頬部の徒手的圧迫
- 5.口唇の徒手的閉鎖
正答:3番
初回正答率 56%標準
125人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
鼻咽腔構音は、口腔への呼気の通り道がふさがり、鼻咽腔で雑音を作って鼻から呼気が出る異常構音である。外鼻孔を閉鎖すると鼻からの呼気が止まり、呼気を口腔へ導いて正しい構音へ誘導できる。
【各選択肢の解説】
1.喉頭の脱力
❌ 誤り。正しくは喉頭の過剰な力みを伴う声門破裂音などの訓練で用いる手技で、鼻咽腔構音の訓練には用いない。
2.奥舌の挙上
❌ 誤り。奥舌を挙上させる手技は鼻咽腔構音の訓練には用いない。正しくは鼻咽腔構音の訓練では外鼻孔を閉鎖し、呼気を口腔へ通す構えをとらせる。
3.外鼻孔の閉鎖
✅ 正しい(=正答)。鼻からの呼気を遮断し、口腔からの呼気で構音するよう導く。
4.頬部の徒手的圧迫
❌ 誤り。鼻咽腔構音の訓練手技ではない。正しくは鼻咽腔構音の訓練では外鼻孔を閉鎖して呼気を口腔へ導く。
5.口唇の徒手的閉鎖
❌ 誤り。正しくは両唇音の構音点を誘導するときなどに用いる手技で、鼻咽腔構音の訓練手技ではない。
【試験対策ポイント】
鼻咽腔構音は口蓋裂術後などにみられる異常構音で、鼻咽腔で音を作り呼気が鼻から出る。訓練の要は呼気を口腔へ通すことで、外鼻孔の閉鎖(鼻つまみ)が代表的な手技。声門破裂音=喉頭の脱力、両唇音の誘導=口唇の閉鎖介助、と手技と対象を組で覚える。
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