第17回 言語聴覚士国家試験 第180問
第17回 言語聴覚士国家試験 第180問(臨床神経学)の正答は 4 です。偽(仮)性球麻痺の症状でないものを問う。
- 1.流 涎
- 2.開鼻声
- 3.嚥下障害
- 4.舌の線維束攣縮 ✓
- 5.努力性発話
正答:4番
初回正答率 60%標準
85人の初回解答から算出(2026年8月1日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
偽(仮)性球麻痺の症状でないものを問う。偽性球麻痺は両側の上位運動ニューロン障害で生じ、流涎・開鼻声・嚥下障害・努力性発話などを呈する。舌の線維束攣縮は下位運動ニューロン障害の徴候で、偽性球麻痺ではみられない。
【各選択肢の解説】
1.流涎:❌症状である。嚥下障害に伴い唾液がたまる。
2.開鼻声:❌症状である。鼻咽腔閉鎖不全による。
3.嚥下障害:❌症状である。両側性の機能低下による。
4.舌の線維束攣縮:✅症状でない(=正答)。下位運動ニューロン障害(球麻痺)の徴候。
5.努力性発話:❌症状である。痙性による努力性・絞扼性の発話。
【試験対策ポイント】
球麻痺(下位運動ニューロン障害)=舌の萎縮・線維束攣縮・弛緩性。偽性球麻痺(両側上位運動ニューロン障害)=痙性で、流涎・嚥下障害・開鼻声・努力性発話・強制泣き笑い(情動失禁)。線維束攣縮や舌の萎縮があれば球麻痺(下位)を示唆する。上位か下位かで症状を切り分ける。
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