STカコモン言語聴覚士国家試験 過去問・解説

第17回 言語聴覚士国家試験 第180問

臨床神経学第17回

第17回 言語聴覚士国家試験 第180問(臨床神経学)の正答は 4 です。偽(仮)性球麻痺の症状でないものを問う。

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問題
偽(仮)性球麻痺の症状でないのはどれか。
  1. 1.流 涎
  2. 2.開鼻声
  3. 3.嚥下障害
  4. 4.舌の線維束攣縮
  5. 5.努力性発話

正答:4番

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解説
■ 正答:4番 — 舌の線維束攣縮は偽性球麻痺の症状でない

偽(仮)性球麻痺の症状でないものを問う。偽性球麻痺は両側の上位運動ニューロン障害で生じ、流涎・開鼻声・嚥下障害・努力性発話などを呈する。舌の線維束攣縮は下位運動ニューロン障害の徴候で、偽性球麻痺ではみられない。


【各選択肢の解説】
1.流涎:❌症状である。嚥下障害に伴い唾液がたまる。
2.開鼻声:❌症状である。鼻咽腔閉鎖不全による。
3.嚥下障害:❌症状である。両側性の機能低下による。
4.舌の線維束攣縮:✅症状でない(=正答)。下位運動ニューロン障害(球麻痺)の徴候。
5.努力性発話:❌症状である。痙性による努力性・絞扼性の発話。


【試験対策ポイント】
球麻痺(下位運動ニューロン障害)=舌の萎縮・線維束攣縮・弛緩性。偽性球麻痺(両側上位運動ニューロン障害)=痙性で、流涎・嚥下障害・開鼻声・努力性発話・強制泣き笑い(情動失禁)。線維束攣縮や舌の萎縮があれば球麻痺(下位)を示唆する。上位か下位かで症状を切り分ける。

✍️ この解説の執筆・監修

現役の言語聴覚士(ST養成校教員)が、臨床・国家試験教育の経験と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて執筆・監修しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・修正したうえで公開しています。

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