第17回 言語聴覚士国家試験 第181問
第17回 言語聴覚士国家試験 第181問(臨床神経学)の正答は 3 です。神経疾患と発話の特徴の誤った組合せを問う。
- 1.舞踏病 ― 声の大きさの変動
- 2.脊髄小脳変性症 ― 断綴性発話
- 3.筋萎縮性側索硬化症 ― 発話の加速 ✓
- 4.パーキンソン症候群 ― 同語反復
- 5.ギラン・バレー症候群 ― 気息性嗄声
正答:3番
初回正答率 55.2%標準
96人の初回解答から算出(2026年8月1日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
神経疾患と発話の特徴の誤った組合せを問う。発話の加速(突進様発話)はパーキンソン症候群の特徴で、筋萎縮性側索硬化症の発話はむしろ遅く努力性となる。組合せが誤りである。
【各選択肢の解説】
1.舞踏病 ― 声の大きさの変動:❌正しい組合せ。不随意運動により声量が変動する。
2.脊髄小脳変性症 ― 断綴性発話:❌正しい組合せ。失調性で途切れがちな発話。
3.筋萎縮性側索硬化症 ― 発話の加速:✅誤り(=正答)。ALSの発話は遅く努力性で、加速はパーキンソンの特徴。
4.パーキンソン症候群 ― 同語反復:❌正しい組合せ。加速・反復(言語心迫様)がみられる。
5.ギラン・バレー症候群 ― 気息性嗄声:❌正しい組合せ。末梢神経障害による声帯麻痺で気息性となる。
【試験対策ポイント】
発話の特徴で疾患を見分ける。小脳性(脊髄小脳変性症)=断綴性・失調性、錐体外路(舞踏病)=声量や速度の不規則な変動、パーキンソン=小声・単調・加速(突進様)・反復、下位運動ニューロン/末梢(ギラン・バレー)=弛緩性・気息性。ALSは球症状で遅く努力性の発話となり、加速はみられない。
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