第17回 言語聴覚士国家試験 第181問
臨床神経学第17回
第17回 言語聴覚士国家試験 第181問(臨床神経学)の正答は 3 です。神経疾患と発話の特徴の誤った組合せを問う。
問題
誤っている組合せはどれか。
- 1.舞踏病 ― 声の大きさの変動
- 2.脊髄小脳変性症 ― 断綴性発話
- 3.筋萎縮性側索硬化症 ― 発話の加速 ✓
- 4.パーキンソン症候群 ― 同語反復
- 5.ギラン・バレー症候群 ― 気息性嗄声
正答:3番
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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)
初回正答率 54.9%標準
144人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:3番 — 筋萎縮性側索硬化症と「発話の加速」の組合せが誤り
神経疾患と発話の特徴の誤った組合せを問う。発話の加速(突進様発話)はパーキンソン症候群の特徴で、筋萎縮性側索硬化症の発話はむしろ遅く努力性となる。組合せが誤りである。
【各選択肢の解説】
1. 舞踏病 ― 声の大きさの変動
✅ 正しい組合せ。不随意運動により声量が変動する。
✅ 正しい組合せ。不随意運動により声量が変動する。
2. 脊髄小脳変性症 ― 断綴性発話
✅ 正しい組合せ。失調性で途切れがちな発話。
✅ 正しい組合せ。失調性で途切れがちな発話。
3. 筋萎縮性側索硬化症 ― 発話の加速
❌ 誤り(=正答)。ALSの発話は遅く努力性で、加速はパーキンソンの特徴。正しくはALSの発話は痙性と弛緩性が混在した遅く努力性の発話で、発話の加速はパーキンソン症候群(運動低下性)にみられる。
❌ 誤り(=正答)。ALSの発話は遅く努力性で、加速はパーキンソンの特徴。正しくはALSの発話は痙性と弛緩性が混在した遅く努力性の発話で、発話の加速はパーキンソン症候群(運動低下性)にみられる。
4. パーキンソン症候群 ― 同語反復
✅ 正しい組合せ。発話の加速や同語反復(語・句を繰り返す反復言語)がみられる。
✅ 正しい組合せ。発話の加速や同語反復(語・句を繰り返す反復言語)がみられる。
5. ギラン・バレー症候群 ― 気息性嗄声
✅ 正しい組合せ。末梢神経障害による声帯麻痺で気息性となる。
✅ 正しい組合せ。末梢神経障害による声帯麻痺で気息性となる。
【試験対策ポイント】
発話の特徴で疾患を見分ける。小脳性(脊髄小脳変性症)=断綴性・失調性、錐体外路(舞踏病)=声量や速度の不規則な変動、パーキンソン=小声・単調・加速(突進様)・反復、下位運動ニューロン/末梢(ギラン・バレー)=弛緩性・気息性。ALSは球症状で遅く努力性の発話となり、加速はみられない。
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