STカコモン言語聴覚士国家試験 過去問・解説

第17回 言語聴覚士国家試験 第181問

臨床神経学第17回

第17回 言語聴覚士国家試験 第181問(臨床神経学)の正答は 3 です。神経疾患と発話の特徴の誤った組合せを問う。

STワンコイン模試 ― 本試験まるごと1回(午前100・午後100問)が500円。申込・受験に締切なし、いつ受けても順位と本試験換算をその都度集計。次回は第2回 基準日2026年11月21日。
問題
誤っている組合せはどれか。
  1. 1.舞踏病 ― 声の大きさの変動
  2. 2.脊髄小脳変性症 ― 断綴性発話
  3. 3.筋萎縮性側索硬化症 ― 発話の加速
  4. 4.パーキンソン症候群 ― 同語反復
  5. 5.ギラン・バレー症候群 ― 気息性嗄声

正答:3番

次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。記録は残りません — 記録・弱点分析つきは無料アプリ
この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)

初回正答率 55.2%標準

96人の初回解答から算出(2026年8月1日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

スポンサーリンク(広告)
解説
■ 正答:3番 — 筋萎縮性側索硬化症と「発話の加速」の組合せが誤り

神経疾患と発話の特徴の誤った組合せを問う。発話の加速(突進様発話)はパーキンソン症候群の特徴で、筋萎縮性側索硬化症の発話はむしろ遅く努力性となる。組合せが誤りである。


【各選択肢の解説】
1.舞踏病 ― 声の大きさの変動:❌正しい組合せ。不随意運動により声量が変動する。
2.脊髄小脳変性症 ― 断綴性発話:❌正しい組合せ。失調性で途切れがちな発話。
3.筋萎縮性側索硬化症 ― 発話の加速:✅誤り(=正答)。ALSの発話は遅く努力性で、加速はパーキンソンの特徴。
4.パーキンソン症候群 ― 同語反復:❌正しい組合せ。加速・反復(言語心迫様)がみられる。
5.ギラン・バレー症候群 ― 気息性嗄声:❌正しい組合せ。末梢神経障害による声帯麻痺で気息性となる。


【試験対策ポイント】
発話の特徴で疾患を見分ける。小脳性(脊髄小脳変性症)=断綴性・失調性、錐体外路(舞踏病)=声量や速度の不規則な変動、パーキンソン=小声・単調・加速(突進様)・反復、下位運動ニューロン/末梢(ギラン・バレー)=弛緩性・気息性。ALSは球症状で遅く努力性の発話となり、加速はみられない。

✍️ この解説の執筆・監修

現役の言語聴覚士(ST養成校教員)が、臨床・国家試験教育の経験と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて執筆・監修しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・修正したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

編集・監修方針を見る →

📗 この範囲の次の一歩

この範囲(臨床神経学)は、買い切りのST国試ノート(¥850)の棚には入っていません。まずは同じ科目だけを続けて解いて、どこが抜けているかを出すのが早道です。

▶ 「臨床神経学」だけを無料アプリで演習する

失語症・嚥下・聴覚・高次脳など22科目は買い切りのST国試ノート(¥850)にあります。収録科目を見る →

基礎医学・総論を含む全科目のノートは、伴走型のST既卒プレミアムに収録しています(9月7日スタート・以降も随時受付)。

既卒・浪人の方へ 解く力はあるのに、一人だと計画が崩れる——そんな人のための伴走型プログラム「ST既卒プレミアム」。あなた専用のロードマップと、毎週届く「今やること」で、次の国試まで隣を走ります。2026年9月7日スタート・以降も随時受付。お申し込みから8日以内なら全額返金。 詳しく見る ▶
スポンサーリンク(広告)

🗺️ ST-Toolbox の無料サービス リハ就職マップ | STの就職先を公的データから探す 見学先を選ぶときにまず知りたいのは「そこがどの分野をやっているか」。届出内容から分かる領域(成人・小児・聴覚・生活期(介護施設))と、住所を入れての通勤時間で絞り込めます。全国14,201か所・登録不要。求人が出ていない施設も最初から載っています。 別タブでさがす →
関連

▶ 第17回 全問一覧

▶ 臨床神経学 の過去問一覧

スポンサーリンク(広告)