第17回 言語聴覚士国家試験 第183問
第17回 言語聴覚士国家試験 第183問(音声障害)の正答は 3 です。発話・音声の評価について正しいものを問う。
- 1.GRBAS尺度の“G”は努力性を指す。
- 2.最長発声持続時間の測定は╱m╱の発声によって行う。
- 3.発話リズムの評価ではoral diadochokinesis(交互運動課題)が用いられる。 ✓
- 4.発話明瞭度検査では”全くわからない”場合を1とする。
- 5.鼻咽腔閉鎖機能不全の評価はパラトグラフィによって行う。
正答:3番
初回正答率 42.3%難問
71人の初回解答から算出(2026年8月1日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
発話・音声の評価について正しいものを問う。発話リズムの評価には、パ・タ・カなどを反復させるオーラルディアドコキネシス(交互運動課題)が用いられる。
【各選択肢の解説】
1.GRBAS尺度の“G”は努力性を指す:❌誤り。Gは総合的な嗄声度(grade)で、努力性はSが対応する。
2.最長発声持続時間の測定は/m/の発声によって行う:❌誤り。通常は母音/a/を用いる。
3.発話リズムの評価ではoral diadochokinesis(交互運動課題)が用いられる:✅正答。反復速度・規則性でリズムを評価する。
4.発話明瞭度検査では“全くわからない”場合を1とする:❌誤り。一般に“全くわからない”を最も重い段階とする。
5.鼻咽腔閉鎖機能不全の評価はパラトグラフィによって行う:❌誤り。パラトグラフィは舌と口蓋の接触をみる。鼻咽腔閉鎖はブローイングや内視鏡などで評価する。
【試験対策ポイント】
発話評価の対応=GRBAS(G=総合度、R=粗糙性、B=気息性、A=無力性、S=努力性)、最長発声持続時間は母音/a/、発話リズムは交互運動課題(オーラルディアドコキネシス)、鼻咽腔閉鎖機能はブローイング検査・内視鏡など。パラトグラフィは構音時の舌–口蓋接触の検査である点を押さえる。
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