STカコモン言語聴覚士国家試験 過去問・解説

第17回 言語聴覚士国家試験 第183問

音声障害第17回

第17回 言語聴覚士国家試験 第183問(音声障害)の正答は 3 です。発話・音声の評価について正しいものを問う。

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問題
正しいのはどれか。
  1. 1.GRBAS尺度の“G”は努力性を指す。
  2. 2.最長発声持続時間の測定は╱m╱の発声によって行う。
  3. 3.発話リズムの評価ではoral diadochokinesis(交互運動課題)が用いられる。
  4. 4.発話明瞭度検査では”全くわからない”場合を1とする。
  5. 5.鼻咽腔閉鎖機能不全の評価はパラトグラフィによって行う。

正答:3番

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解説
■ 正答:3番 — 発話リズムの評価には交互運動課題が用いられる

発話・音声の評価について正しいものを問う。発話リズムの評価には、パ・タ・カなどを反復させるオーラルディアドコキネシス(交互運動課題)が用いられる。


【各選択肢の解説】
1.GRBAS尺度の“G”は努力性を指す:❌誤り。Gは総合的な嗄声度(grade)で、努力性はSが対応する。
2.最長発声持続時間の測定は/m/の発声によって行う:❌誤り。通常は母音/a/を用いる。
3.発話リズムの評価ではoral diadochokinesis(交互運動課題)が用いられる:✅正答。反復速度・規則性でリズムを評価する。
4.発話明瞭度検査では“全くわからない”場合を1とする:❌誤り。一般に“全くわからない”を最も重い段階とする。
5.鼻咽腔閉鎖機能不全の評価はパラトグラフィによって行う:❌誤り。パラトグラフィは舌と口蓋の接触をみる。鼻咽腔閉鎖はブローイングや内視鏡などで評価する。


【試験対策ポイント】
発話評価の対応=GRBAS(G=総合度、R=粗糙性、B=気息性、A=無力性、S=努力性)、最長発声持続時間は母音/a/、発話リズムは交互運動課題(オーラルディアドコキネシス)、鼻咽腔閉鎖機能はブローイング検査・内視鏡など。パラトグラフィは構音時の舌–口蓋接触の検査である点を押さえる。

✍️ この解説の執筆・監修

現役の言語聴覚士(ST養成校教員)が、臨床・国家試験教育の経験と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて執筆・監修しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・修正したうえで公開しています。

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