第17回 言語聴覚士国家試験 第24問
臨床神経学第17回
第17回 言語聴覚士国家試験 第24問(臨床神経学)の正答は 4 です。病変部位と疾患の誤った組合せを問う。
問題
誤っている組合せはどれか。
- 1.黒質 ― パーキンソン病
- 2.脊髄前角 ― 筋萎縮性側索硬化症
- 3.海馬 ― アルツハイマー病
- 4.被殻 ― 意味性認知症 ✓
- 5.乳頭体 ― ウェルニッケ脳症
正答:4番
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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)
初回正答率 36.1%難問
122人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:4番 — 意味性認知症は側頭葉前部の障害で、被殻との組合せは誤り
病変部位と疾患の誤った組合せを問う。意味性認知症は前頭側頭葉変性症の一型で、側頭葉前部の萎縮による。被殻との組合せは誤りである。
【各選択肢の解説】
1. 黒質 ― パーキンソン病
✅ 正しい。黒質のドパミン神経細胞が変性する。
✅ 正しい。黒質のドパミン神経細胞が変性する。
2. 脊髄前角 ― 筋萎縮性側索硬化症
✅ 正しい。前角細胞(下位運動ニューロン)が障害される(上位運動ニューロンも障害される)。
✅ 正しい。前角細胞(下位運動ニューロン)が障害される(上位運動ニューロンも障害される)。
3. 海馬 ― アルツハイマー病
✅ 正しい。海馬・側頭葉内側から萎縮が始まる。
✅ 正しい。海馬・側頭葉内側から萎縮が始まる。
4. 被殻 ― 意味性認知症
❌ 誤り(=正答)。正しくは意味性認知症の主病変は側頭葉前部(左優位のことが多い)の萎縮で、被殻ではない。
❌ 誤り(=正答)。正しくは意味性認知症の主病変は側頭葉前部(左優位のことが多い)の萎縮で、被殻ではない。
5. 乳頭体 ― ウェルニッケ脳症
✅ 正しい。ビタミンB1欠乏で乳頭体・視床内側・中脳水道周囲などが障害される。
✅ 正しい。ビタミンB1欠乏で乳頭体・視床内側・中脳水道周囲などが障害される。
【試験対策ポイント】
変性疾患と主病変を対応づける。黒質=パーキンソン病、前角細胞=ALS、海馬・側頭葉内側=アルツハイマー病、側頭葉前部=意味性認知症(前頭側頭葉変性症の一型)、乳頭体・視床=ウェルニッケ脳症(B1欠乏)。被殻は線条体の一部で、意味性認知症の主病変ではない。
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