第17回 言語聴覚士国家試験 第24問
第17回 言語聴覚士国家試験 第24問(臨床神経学)の正答は 4 です。病変部位と疾患の誤った組合せを問う。
- 1.黒質 ― パーキンソン病
- 2.脊髄前角 ― 筋萎縮性側索硬化症
- 3.海馬 ― アルツハイマー病
- 4.被殻 ― 意味性認知症 ✓
- 5.乳頭体 ― ウェルニッケ脳症
正答:4番
初回正答率 39.7%難問
73人の初回解答から算出(2026年8月1日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
病変部位と疾患の誤った組合せを問う。意味性認知症は前頭側頭葉変性症の一型で、側頭葉前部の萎縮による。被殻との組合せは誤りである。
【各選択肢の解説】
1.黒質―パーキンソン病:❌正しい。黒質ドパミン神経の変性。
2.脊髄前角―筋萎縮性側索硬化症:❌正しい。前角細胞(下位運動ニューロン)の障害。
3.海馬―アルツハイマー病:❌正しい。海馬・側頭葉内側から萎縮が始まる。
4.被殻―意味性認知症:✅誤り(=正答)。意味性認知症は側頭葉前部の萎縮による。
5.乳頭体―ウェルニッケ脳症:❌正しい。ビタミンB1欠乏で乳頭体などが障害される。
【試験対策ポイント】
変性疾患と主病変を対応づける。黒質=パーキンソン病、前角細胞=ALS、海馬・側頭葉内側=アルツハイマー病、側頭葉前部=意味性認知症(前頭側頭葉変性症の一型)、乳頭体・視床=ウェルニッケ脳症(B1欠乏)。被殻は線条体の一部で、意味性認知症の主病変ではない。
この問題の初回正答率は39.7%——受験者の60%が落としています。この範囲(臨床神経学)は買い切りのST国試ノート(¥850)の棚には入っていません。まずは同じ科目だけを続けて解いて、どこが抜けているかを出すのが早道です。
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