第17回 言語聴覚士国家試験 第29問
心理測定法第17回
第17回 言語聴覚士国家試験 第29問(心理測定法)の正答は 5 です。心理測定法に関する正しい記述を問う。
問題
正しいのはどれか。
- 1.一対比較法は形容詞対についても5段階や7段階の評定を求めるものである。
- 2.評定尺度法は、ある基準のもとにすべての刺激対象を順序づけさせる方法である。
- 3.マグニチュード推定法は、順序尺度上の測定値から比率尺度を間接的に構成する方法である。
- 4.SD法は、2つの刺激について大小、好悪などの判断をさせる方法である。
- 5.評定尺度法によって得られた測定値は、順序尺度である。 ✓
正答:5番
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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)
初回正答率 28.3%難問
106人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:5番 — 評定尺度法で得られた測定値は順序尺度である
心理測定法に関する正しい記述を問う。評定尺度法は「非常に良い~非常に悪い」のような段階に評定させる方法で、得られる測定値は順序尺度である。
【各選択肢の解説】
1. 一対比較法は形容詞対についても5段階や7段階の評定を求めるものである。
❌ 誤り。正しくは形容詞対について5段階・7段階の評定を求めるのはSD法で、一対比較法は2つの刺激を比べてどちらが大きいか・好ましいかを判断させる方法である。
❌ 誤り。正しくは形容詞対について5段階・7段階の評定を求めるのはSD法で、一対比較法は2つの刺激を比べてどちらが大きいか・好ましいかを判断させる方法である。
2. 評定尺度法は、ある基準のもとにすべての刺激対象を順序づけさせる方法である。
❌ 誤り。正しくはすべての刺激対象を順序づけさせるのは順位法(順位づけ法)で、評定尺度法は各対象を段階に評定させる方法である。
❌ 誤り。正しくはすべての刺激対象を順序づけさせるのは順位法(順位づけ法)で、評定尺度法は各対象を段階に評定させる方法である。
3. マグニチュード推定法は、順序尺度上の測定値から比率尺度を間接的に構成する方法である。
❌ 誤り。正しくはマグニチュード推定法は感覚量に直接数値を割り当てさせ、比率尺度を直接構成する方法である。
❌ 誤り。正しくはマグニチュード推定法は感覚量に直接数値を割り当てさせ、比率尺度を直接構成する方法である。
4. SD法は、2つの刺激について大小、好悪などの判断をさせる方法である。
❌ 誤り。正しくは2つの刺激の大小・好悪を判断させるのは一対比較法で、SD法は形容詞対を用いて印象を多次元的に評定させる方法である。
❌ 誤り。正しくは2つの刺激の大小・好悪を判断させるのは一対比較法で、SD法は形容詞対を用いて印象を多次元的に評定させる方法である。
5. 評定尺度法によって得られた測定値は、順序尺度である。
✅ 正しい(=正答)。段階評定で得られる値は順序尺度である。
✅ 正しい(=正答)。段階評定で得られる値は順序尺度である。
【試験対策ポイント】
心理測定法を整理する。一対比較法=2刺激の比較、順位法=全刺激の順序づけ、評定尺度法=段階評定(順序尺度)、SD法=形容詞対による印象の多次元測定、マグニチュード推定法=感覚量に直接数値を与え比率尺度を構成。各法の手続きと得られる尺度水準を取り違えやすいので対応を固める。
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