第17回 言語聴覚士国家試験 第31問
臨床心理学第17回
第17回 言語聴覚士国家試験 第31問(臨床心理学)の正答は 1 です。心理検査に関する正しい記述を問う。
問題
正しいのはどれか。
- 1.MMPIは臨床尺度と妥当性尺度によって構成される。 ✓
- 2.SCTは未完成の絵場面を完成させる。
- 3.内田クレペリン精神検査では偏差知能指数を求める。
- 4.YG性格検査では16個のパーソナリティ因子を測定する。
- 5.TATは動作性知能と言語性知能とを測定する。
正答:1番
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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)
初回正答率 28.4%難問
102人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:1番 — MMPIは臨床尺度と妥当性尺度から構成される
心理検査に関する正しい記述を問う。MMPI(ミネソタ多面人格目録)は、多数の臨床尺度に加え、受検態度の偏りを検出する妥当性尺度から構成される。
【各選択肢の解説】
1. MMPIは臨床尺度と妥当性尺度によって構成される。
✅ 正しい(=正答)。妥当性尺度で受検態度による回答の歪みを検出できる。
✅ 正しい(=正答)。妥当性尺度で受検態度による回答の歪みを検出できる。
2. SCTは未完成の絵場面を完成させる。
❌ 誤り。正しくはSCT(文章完成法)は未完成の文章を完成させる投影法である(絵場面を用いるのはPFスタディ)。
❌ 誤り。正しくはSCT(文章完成法)は未完成の文章を完成させる投影法である(絵場面を用いるのはPFスタディ)。
3. 内田クレペリン精神検査では偏差知能指数を求める。
❌ 誤り。正しくは内田クレペリン精神検査は連続加算作業の作業曲線から性格・作業特性をみる作業検査法で、偏差知能指数はウェクスラー式などの知能検査で求める。
❌ 誤り。正しくは内田クレペリン精神検査は連続加算作業の作業曲線から性格・作業特性をみる作業検査法で、偏差知能指数はウェクスラー式などの知能検査で求める。
4. YG性格検査では16個のパーソナリティ因子を測定する。
❌ 誤り。正しくはYG性格検査は12尺度で、16個の因子を測定するのはキャッテルの16PFである。
❌ 誤り。正しくはYG性格検査は12尺度で、16個の因子を測定するのはキャッテルの16PFである。
5. TATは動作性知能と言語性知能とを測定する。
❌ 誤り。正しくはTAT(主題統覚検査)は絵を見て物語を作らせる投影法の人格検査で、動作性・言語性知能を測定するのはウェクスラー式知能検査である。
❌ 誤り。正しくはTAT(主題統覚検査)は絵を見て物語を作らせる投影法の人格検査で、動作性・言語性知能を測定するのはウェクスラー式知能検査である。
【試験対策ポイント】
人格検査の型を区別する。質問紙法=MMPI(臨床+妥当性尺度)・YG(12尺度)。投影法=ロールシャッハ・TAT・SCT(文章完成法)・PFスタディ。作業検査法=内田クレペリン。知能検査(WAIS等)と人格検査を取り違えないこと。各検査が何を測るかを正確に。
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