第17回 言語聴覚士国家試験 第51問
言語聴覚障害総論第17回
第17回 言語聴覚士国家試験 第51問(言語聴覚障害総論)の正答は 5 です。言語聴覚療法の歴史に関する誤りを問う。
問題
誤っているのはどれか。
- 1.我が国の盲・聾(ろう)の公教育は明治初期の京都盲唖院開業に始まった。
- 2.米国では1920年代に言語聴覚療法従事者の職能団体(ASHA)が設立された。
- 3.我が国の大学では1930年代前後に音声言語障害の治療研究部門が開設された。
- 4.我が国では1970年代に言語聴覚療法従事者の公的機関での養成教育が始まった。
- 5.我が国では1990年代に言語聴覚療法従事者の国家資格化の検討が始まった。 ✓
正答:5番
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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)
初回正答率 26.9%難問
93人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:5番 — 国家資格化の検討開始は1990年代より前である
言語聴覚療法の歴史に関する誤りを問う。言語聴覚士の国家資格化に向けた検討は1970~80年代から続いており、長い議論を経て1997年に言語聴覚士法が成立した。「1990年代に検討が始まった」とするのは誤りである。
【各選択肢の解説】
1. 我が国の盲・聾(ろう)の公教育は明治初期の京都盲唖院開業に始まった。
✅ 正しい。京都盲唖院は明治初期(1878年)に開設された。
✅ 正しい。京都盲唖院は明治初期(1878年)に開設された。
2. 米国では1920年代に言語聴覚療法従事者の職能団体(ASHA)が設立された。
✅ 正しい。ASHAの前身となる職能団体が1920年代(1925年)に設立された。
✅ 正しい。ASHAの前身となる職能団体が1920年代(1925年)に設立された。
3. 我が国の大学では1930年代前後に音声言語障害の治療研究部門が開設された。
✅ 正しい。
✅ 正しい。
4. 我が国では1970年代に言語聴覚療法従事者の公的機関での養成教育が始まった。
✅ 正しい。1971年に国立聴力言語障害センターで養成が始まった。
✅ 正しい。1971年に国立聴力言語障害センターで養成が始まった。
5. 我が国では1990年代に言語聴覚療法従事者の国家資格化の検討が始まった。
❌ 誤り(=正答)。検討はそれ以前から続き、1997年に法制化された。正しくは、国家資格化の検討は1990年代より前から長く続いており、1990年代は1997年の言語聴覚士法成立(翌年施行)に至った時期である。
❌ 誤り(=正答)。検討はそれ以前から続き、1997年に法制化された。正しくは、国家資格化の検討は1990年代より前から長く続いており、1990年代は1997年の言語聴覚士法成立(翌年施行)に至った時期である。
【試験対策ポイント】
言語聴覚士法は1997年(平成9年)成立、翌年施行。国家資格化の議論はそれより前から長く続いていた。歴史問題では「検討の開始」と「法制化(資格成立)」の年代を混同させる作りが狙われる。法成立=1997年を軸に、検討はそれ以前から、と押さえる。
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